印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

縦書きゴム印、アポストロフィーの位置

2024年03月22日 | ゴム印(ラバースタンプ)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日いただいたご注文で、縦書きのゴム印(ラバースタンプ)にアポストロフィーが入るものがありました。同じ文字内容で横版のご注文もありました。アポストロフィーは、中学の英語学習で習った懐かしい単語ですが、
Tom’s book にあるTomの右上の「’」のことです。

 新しく会社を起こした時に、同じ文字内容(社名、住所、電話など)をお客様から横版、縦版でいただくことは、ままあります。横版の内容を縦版に変える時は、
数字:123⇒一 二 三
階数表示:1F 2F ⇒1F 2F(これを、このまま縦書き) Fとのバランスで漢字には変換しない。
メールアドレス(あまり無いが):文末が下に来るようにして、そのまま横書き。名刺で縦組みの場合も同じです。
 こんな方法で対応しています。

 今回のアポストロフィーに関しては、メールアドレスの表記と同じにしようと考えましたが、すぐあとはabc 表記でなくカタカナでした。○○’sビル のような表記です。ネットで調べて、下記のようにしました。ゴム印のメーカーさんには、位置を細かにお願いしたら指示通りに作ってくれました。



▲アポストロフィーの位置は、Mの右上でなく、Sの左上 が妥当のようです。
本来はどっちの文字にも属するものではないと思いますが。


▲縦書きのゴム印のサンプルです。住所でマンションの部屋番などは、
漢字表記にしています。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo


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2 コメント

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Unknown (震洋)
2024-04-01 08:13:26
ブログを毎回楽しみにしています。一つの製品でもこれだけ拘って作られているということに感動します。御多忙とは存じますが更新されるのを楽しみにしています。
返信する
縦書きゴム印、アポストロフィーの位置 (楽善堂  平澤 東)
2024-04-01 11:22:40
震洋 様
コメント、ありがとうございます。
今後もgooブログ、書いて行きますのでよろしくお願い致します。実は、週に一回のペースで3カ所にブログをアップしているので、gooだけに注目すると、3週間に一度になりますが、ご容赦下さい。
           店主 平澤 拝
返信する

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