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おひとりカフェでUMAJOKEIBA

第5回福島牝馬ステークス(G3)

2008年04月26日 | 競馬

昨日4月30日は、全国的に気温25度を越える夏日となり、東北地方は、7月上旬から下旬並みの暑さとなった。
道理で奇妙に暑いと感じた一日だった。

4日前の4月26日『福島牝馬ステークス』はいかに寒かったか。
気象庁の当日福島の気象データを見てみると、メーンレース前後の気温は14.6→14.3→12.9 風速は1.4→4.4→4.9

「福島競馬」開催最終週で、穏やかな競馬日和と出かけてみたが、昼過ぎから、雲行きあやしく風向き強く、仕舞いには小雨。
予報的中ですかと、小さな折りたたみ傘をひらいて、競馬場を出た。
やっぱり蛙の折りたたみ傘にすべきだったかと、少し悔やんで、そう悔やむのもまた情けなかった。

この日的中馬券は、京都哲三さんの複勝と、福島堅く堅く堅く決まったワイド2点だけだった。
払い戻しの100円玉と10円玉が面白そうに落ちて来て。
ぶつかり合う音の嬉しそうなこと。
ギャンブルを潜り抜けて来た紙幣は行ったきり、戻って来なかった。
連れない。

「勝って負けて勝って負けて」ではなくて「負けて負けて勝てないで」終ったのだ。

こーいうことか。
歩く程に身体が重くなって来る。
帰り掛けに、展示してあった「秤」に乗ってみたが、既に重かった。
溜息をついてついて飲み込んで。
もう福島に泊まりたい。
これ以上ホテル代なんて出せません。
頑張って帰りましょう。
味噌ラーメンが美味しかった。温まって、一息付いた。

『福島牝馬ステークス』には行ってみたいと思っていた。
今開催、行けば「トウカイオスカー」が見られる。
ここから『ヴィクトリアマイル』の優勝馬が出るかも知れない。

敗因を考えてみると。
まず、致命的に博才が無い。
これに尽きると思うが、そこをフマエテナントカしての競馬。
予習が足りなかった。
福島は荒れるという思い込み。
堅く決まったRでも、ワケノワカラナイ馬券を買っていた。

「トウカイオスカー」「マイネカンナ」は決めていて「ダンスオールナイト」は保留。
後はパドックで。
パドックを見ても分からないとは思うけれど、それでも見たい。
見て決めてみたい。

トウカイオスカーは想像していたよりも小柄で可愛らしかった。
ラジオの解説で聴く、チャカチャカしていると言うのか、小走り気味と言うのか、周回する程にオッズが下がっていった。
良くないんだろーか分からない。

2-11-13-14に6-7-8-9を付ければ取れる。
締め切り15分前。
馬券の組み立てはパニック。
無謀な試みだった。

当日の新聞を見ながらおさらいをして、紙面左上に的中の買い目が載っていたことに気が付いて、泣いてみようかと思った。




1500→0


1 (2) マイネカンナ (吉田隼人) 3人

2 (11) ハロースピード (松岡正海) 4人

3 (9) ザレマ (柴田善臣) 1人

4 (7) ヤマニンメルベイユ (柴山雄一) 2人

5 (3) タイキマドレーヌ (北村友一) 10人




直線からゴール前は接戦になった。
3着は写真判定となり、ザレマが先。
残った歓声と届かなかった歓声と。
わたしの馬券はあまりに馬鹿だった。

トウカイオスカーは6着。

さて。

福島おけら道から立ち直ったのは。
立ち直らせてくれた馬は「マチカネフクノカミ」だった。

1回福島5日 9R 4歳上500万下

600→0
単 3
複 3
3複 軸 3-7 相手 1.2.5.10.12.13

お疲れ様でしたという素敵な買い目だったけれど。
行きの電車で気が付いた。
父 マチカネタンホイザ
マチカネさんの馬でもマチカネタンホイザ。
マチカネタンホイザに子供がいたの?
初仔と書いてある。

マチカネタンホイザ産駒を調べてみた。
頑張って欲しい。

来週は『天皇賞・春』
人の数ほど思い入れがあって。




○○○□○B○□

08.05.01 朝記




第68回皐月賞(G1)

2008年04月20日 | 競馬

2008年『第68回皐月賞』は、7番人気キャプテントゥーレ川田さんが、逃げて、逃げ切って勝った。

『2007年JRA全GⅠプレイバック』を見たり聴いたりしてみると、去年の皐月賞、ハナ差届かなかったフサイチホウオーは本当に惜しかったと、1年経っても思ってしまう。

今年は皐月賞トライアルとしては王道路線の「弥生賞組」で決まったが、『弥生賞』の印象がどーにも薄い。
まだまだ浅い競馬歴ではあるが、例年ならば、弥生賞となると、何とはなしに「春だなあ、いよいよだなあ」と言う気になるものだ。
ところが今年はそれがなかった。何故?
阪神の哲三さんに夢中だった。納得!!

かくして、分からないまま『若葉S』を繰り返し見た。他のRも見た方がいいのにと思う位見た。
数週間前から「迷ったら買い」と書いた付箋をモニターの近くに貼ってある。
はらりはらり落ちて、ほとんど役立たず。

ノットアローンゆーすけさん
ダンツウィニング池添さん

何があっても買い。
今年の皐月賞は、どの馬にもチャンス有りと言われていた。
重賞1勝馬が9頭。
予想も出来ないし、当たる気もしないしで「3複 軸2頭 相手5頭」で5点。後少しあれば、と決めた。

問題は軸2頭で
3-8 8-10
1-9 1-18 9-10

当日になって通常の馬柱に真っ先にしたことは「馬主社台RH」に印。
『宮記念』『桜花賞』と社台の勝負服が来た。
2度あることは3度あるかないか。

印を打ったことはさっさと忘れ、おもむろに一面の成駿さんの予想を読んで驚いた。
わたくしと同じ。
物は書きよう。
わたくしもよーやく予想が出来る様になったのだと、ひとしきり感無量。
ではあったが8-10は勝負し過ぎ。
馬体重が出て3-8も消えた。
こんなとき、明神さんと松浪さんが笑わせてくれたのにと惜しむ気持ち。

最後まで分からなかったのがレインボーペガサス安勝さんと、キャプテントゥーレ川田さんだった。
「安勝さん来そう」で枠で買うことにした。

馬連6点は、ぎりぎりの買い足し。
人気4頭BOXは、自信が無くて弱気の買い。
余計だったが、そーは荒れないと思っていた。

R展開については。
書ける程のアタマも無いから。
先程、柏木さんのR回顧を読んだ。
たっぷり気持ちが込められていて…きちんと読めたと思う。



1500→2090

枠連 3-1.5.7.8
馬連 2-9-10-18 BOX
3複 軸 9-10 相手 1.2.8.14.18




1 (6) キャプテントゥーレ (川田優雅) 7人

2 (1) タケミカヅチ (柴田善臣) 6人

3 (9) マイネルチャールズ (松岡正海) 1人

4 (5) レインボーペガサス (安藤勝己) 5人

5 (16) レッツゴーキリシマ (幸英明) 15人




1着したキャプテントゥーレはR後骨折判明。
9ヶ月休養予定と発表された。
タキオン産駒で「さあダービー」と楽しみにしたファンは多かったと思う。
あの新馬戦組である。期待も大きかった。
みんな待つしかない。

下草の緑に蒲公英の黄色が鮮やかになった。
春爛漫の景色である。
花影に隠れるのか、雉の姿は見えず啼く声のみ。
それでも「さがして」と啼いている様にも聴こえて、目を凝らすと、おおよその所には居る。
西方から差す低い夕陽に輝き、やがて陰になり、慈悲に見える。

さてお酒。

今年初めて生涯初めて、此処でお花見をした。
この上ない贅沢なことと、少し緊張した。
お蕎麦茄子ししとう天麩羅菜の花お浸し。
だし巻き玉子があればなお良かった。

さらに。

世に藤沢周平ファンは多いが、わたくしはまだ満足に読めていない。
文藝春秋4月臨時増刊号完全保存版『藤沢周平のすべて』は、読んでもいないのに大分いたんでしまった。
次回「コゴミの味噌和え」予定。

DVD順番は
宮記念→桜花賞→中山グランドジャンプ→皐月賞
でした。



○□◎◎○□○◎○

08.04.23 記









第68回桜花賞(G1)

2008年04月13日 | 競馬

一年の区切りは何時かと考えてみると。
『桜』になった。
今はそーいう気分。

昔、母と『お葬式』という映画を見に行ったことがあった。
上映前、スクリーンの一番前中央に、どーみてもお寺さん。
母によれば、町中の大きなお寺さんのご住職で、「今日は友引だから」だった。
お寺さんのお休みと言う意味。

『2008年 第68回 桜花賞』
12番人気「レジネッタ」小牧さん1着。
ラジオ実況を聴いていて、高配当にびっくりしたが、晩にテレビ録画の勝利ジョッキーインタビューを見て、もらい泣きした。

2006年。
「桜花賞は行かなければ」と言う思いのみ。
『Gallop』の「桜花賞特集記事」を切り抜いて行った。

2008年。
「生涯に一度の春 咲き誇れ 桜花賞」
Gallopの表紙はトールポピー。
背景には満開の桜。買わせる表紙。

が。

買ったはいいものの「沈没」。
洒落にならない沈没振りで、4月12日(土)朝は、ピーターバラカンさん聴かなくていーっ、新聞読みたくないーーっっの重症。

がしかし。

AM 9.25
携帯アラーム高らかにファンファーレ。
短波ラジオON。
「中央競馬実況中継」スタート。

そこで。

「ポルトフィーノ」武豊、出走取消。

『桜花賞』は「買い目」が決まっている。
今年は「単複枠連3複3単」5点。
右脚からでも、左脚からでも、決めた脚から出ないと1年がおかしな事になる。
当たり外れは関係ない。

ん? あ?! あー!!!!
PC立ち上げて呆然。
どーしたらいいの??

阪神1R 哲三さん勝負!!!!ナムラさん1着!!!!

ただの一つも当たらず、夜の11時には寝た。
自動的に朝5時には目が覚めて。
薄暗い。
雉は啼く。
この朝、今年2度目の「求愛」を見ることになるのだが、今回は別の話。
ちょっとだけ。
面白いと言っては雉に失礼だが、男と女、人と同じ。
3歳牝に4歳牡。
2歳牝に3歳牡か。

さて。

桜花賞当日に授業料納入なんて「いやなの」。
とも言っていられず敗北感をたっぷり染み込ませて入金。
引き換えにいつもの新聞。

去年の桜花賞は時間切れで買えなかったという失態。
今年は??!!

500→0

複 10
ワ 1-6 
馬連 1-6
3複 1-6-7 1-3-7

コーニングストーン哲三さん単複で勝負するか。
ヤサシイキモチも買いたいし。
ブーケフレグランスここは来ないと。

受付時刻14.26

この謎が解けたのは翌月曜日になってからだった。

3回中山6日 11R 春雷ステークス

1 (15) ウエスタンビーナス (郷原洋司) 4人
2 (6) リキアイタイカン (大庭和弥) 10人
3 (4) アイルラヴァゲイン (藤田伸二) 1人

「ナゾ」と「桜花賞に夢中」で買っていなかったが、嬉しかった。
2連勝。
これまで2連勝はない。尚更嬉しい。
レースを見て拍手喝采!!!!

もう桜花賞は取れなくてもいい。
ワイド、3複と、人気どころを絡めてあーでもないこーでもないと決まらなかった。

エイムアットビップ福永が一端先頭、すぐに逃げ宣言したデヴェロッペ吉田豊ハナでスタート。

マイネレーツェル内田
レジネッタ小牧
ブラックエンブレム松岡

この3頭を気にしての枠連なので、スタートからゴールまで、はらはらしつつ感触ありつつ。
先行前残りか、シャランジュ届くか等等。
競馬では「そのままー」は聴くけれど「黄色い帽子リトルアマポーラトールポピー」は、今回ばかりは「こないでー」だった。




900→2770

単 3.13.17
複 3.13.17
枠 2-7-8 BOX



1 (15) レジネッタ (小牧太) 12人

2 (18) エフティマイア (蛯名正義) 15人

3 (13) ソーマジック (後藤浩輝) 5人

4 (8) ハートオブクィーン (幸英明) 16人

5 (9) リトルアマポーラ (武幸四郎) 2人




3複70万、3単700万、高配当。
アネモネ組は大健闘。

1着したレジネッタは、新聞ラジオ予想とも、紐穴注意。
小牧さんも注意だったと思う。
人気どころが崩れて関東馬不気味と読めば、買えない馬券ではなかったと思う。

2回阪神4日 9R 明石特別 
タニノディキディキ (四位洋文) 8枠14番 

2回阪神6日 10R 梅田ステークス 
マルブツリード(蛯名正義) 8枠16番

この辺りが注意だったか。
アタマが足りなくて高配当馬券は買えなかったが、負けてばかりだったから「枠連」と言えども的中勝ち。
嬉しかった。

夕方自転車に乗って買い物に出た。
『茶の味』程ではないが、似たような景色のなか。
小学校、中学校、高校と、校庭の桜が咲き初めから見頃。
帰りは「ダ不良坂」があって息があがるが「酒の肴」を積んで頑張った。

来週は『皐月賞』
さっぱり分からない。これから。

◎◎◎◎○□○

2008.04.16 記










あんぱんの日

2008年04月04日 | 競馬

この一年、少し頑張った事がある。
早寝早起き。

実の所、今年の春彼岸も、芳しくなかった。
だからと言って、競馬新聞は買いに行けて、お墓参りは出来ないとは。
何処の競馬場に行くよりも、お寺さんの方が近い。
這ってでも行かねばならぬ。
お彼岸は特別。
一日出遅れて、お掃除とお参りを済ませてほっとして帰り道、雉の啼き声を聴いた。

馬も気になるが、雉も気になって仕方がない日々。

今年の雉は、はじめの頃、声が出ていなかった。
他所様は雉らしく啼いているのに、いったいどーしたものか。
気を揉んだりしているうちにサマになった。

けれど、今年ダービーの雉と、去年ダービーだった雉と、2羽居るような気もする。

夜明けとともに啼くとされるようではあるが、今朝は6時47分。
しっかり双眼鏡で見る。
声の方向であたりを付けるが、まず外さない。
とにかく美しい。
頭から背中、喉元から腹、深くて濃いしっかりした色が連なり、羽毛が滑らかに取り取りの色合いを統一する。
しばし、双眼鏡越しに真正面。
胸元が除々に黄金色に変わっていって、啼いた。
その後、雉は意外に早く飛べるのを見た。

早寝早起きは、朝一からの「土日競馬」のお陰でもあるが、今年は眠い時間に起こされて「寝かせて」はないと思う。

最近は、おおよそ11時頃にはもう寝たいと思い、12時頃には眠くなる。
夜中の12時をまわって「さあ夜はこれから」と思っていた人とは別人のようだ。

かくして『ドバイワールドC』の発走、深夜2時半には困った。
「タップの凱旋門」は、必死でネットにしがみついて見たものの、ヴァーミリアンは余裕だと思っていた。
ラジオNIKKEI実況を聴く。
お布団に入ってうつらうつらして、突然スタート。
ん?……すとんと眠って、朝早く目が覚めた。

カーリン圧勝だったが、ヴァーミリアンの着順は無いと思う。
R後のコメントは読んだが「力負けではなかった」と言う解説も聴いた。
海外競馬は良く分からないけれど、これだけ負けてくれると、今度は是非!と逆に力が入る。

帰国後の武さんは、地方交流重賞『マリーンC』メイショウバトラー1着。

今度の日曜日は『大阪杯』
馬柱を眺めているだけで楽しい。
インティライミ哲三さん。

オレンジ味がなくてきなこあんドーナツ。
面白い味。