プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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『好日日記』季節のように生きる

2022-01-27 | プクニの本棚
『好日日記 季節のように生きる』森下典子/PARCO出版(2018/10)

映画化された『日日是好日』の続編です。
二十四節気に合わせて、おけいこの事や日々のことが綴られていく日記。

季節を感じられるのは、四季のある日本人の特権。
暮らしていても、気に掛けていないと通り過ぎてしまう季節感を
茶道では、茶道具・茶花・掛け軸・茶菓子・着物等々を通して
季節を目で楽しむことが出来ます。
奥深い素晴らしい文化だと思います。

映画はTVでみましたが、
樹木希林さんの先生姿が茶道は習われたことがないように見えず、
さすがな女優さんだなと感心。

シューーーーーーーーーーーと、松風の音
シャシャシャシャシャシャッと、お薄をたてる音

あ~、懐かしいな。
私も15歳から20年間茶道を習ってました。
最初はお菓子を食べたいから・・・とやはり食い意地から(笑)
前作と同じく「そうそう!」とうなづきながら楽しめた一冊です。

そして、読んでいたら無性に和菓子が食べたくなって、
買いに走りました・笑

大阪の高麗橋菊屋さんの和菓子。
 

親戚宅に持って行って一緒に食べました。
一つ持って帰ったミカン大福は家でこっそりと
 


そうそう、本文中にあった
「冬至十日で日が伸びる」と言う
冬至から十日過ぎれば、畳目一目くらいずつ陽が伸び始めると言う言葉が出てきました。
昔の人って畳目一目で勘定されるところが凄いなぁなんて感じ入りました。
茶道を習っていた頃は、畳に座って、
お茶碗を置く位置を畳目三目ぐらいの所にとかと教えられて
いちにぃさんと畳目を数えたりしましたが、
今の生活で畳目を数える事って無いですから・・・
畳のない家も沢山ありますし、

単に何センチと言わずに、
畳目一目って言葉を使うだけで、風情がありますよねぇ~
でももう畳の目を数えるなんて、死語か

あ~こうやって文化も生まれては消えていくのでしょうね。





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