プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

読書備忘録(6)

2012-12-03 | プクニの本棚

『聞き屋与平 江戸夜咄草』宇江佐真理/集英社文庫(2006年5月)
夜が更けるとともに、ある商家の通用口に、男がひっそりと座る。
「お話、聞きます。」与平は人の話を聞く、聞き屋。
姑の愚痴をこぼす嫁、主人への不満を募らせる奉公人、過去に犯した過ちを告白する者・・・。
みな、そこで重荷をそっと下ろして家路につく。
聞き料はお客の気持ち次第。
温かい家族に囲まれ、商売も順調、儲けのためでも酔狂でもない与平はなぜ話を聞くのか。
心温まる連作時代小説。~~裏表紙より
ほっこりする江戸夜話。
最後に与平の秘密も判ってすっきり・・・。また宇江佐さんの本読も。



『夜半の雛』和田はつ子/双葉文庫(2008年10月)
神田相生町に店を構える「鶴亀屋」は、神隠しにあった者の行方を捜す”人捜し”を生業としていた。
雛節句を間近に控えた頃、日本橋の両替商橋本屋の内儀が何者かに捕われ、
五百両を要求する文が届けられた。
橋本屋の主の依頼を受けた鶴亀屋の竹蔵と梅太郎は、解決の糸口をつかもうと動き出すが・・・。
市井に生きる人々の人情と泣き笑いを、流麗な筆致で描く書き下ろし時代小説第一弾!~裏表紙より
第一弾というだけあって、鶴亀屋繁盛記は他にたくさん出ているようですね。
人捜しの話しはそれぞれだけど、ちょっと後味の良くない話しも多くスカッとした読後感であらず。
シリーズを読み進めるかは悩むところだが、梅太郎にはちょっと惹かれるかも!?





『霧の橋』乙川優三郎/講談社文庫(2000年3月)
刀を捨てて、紅を扱う紅屋の主人となった惣兵衛だったが、大店の陰謀、父の仇の出現を契機に
武士の魂が蘇った。
妻は夫が武士に戻ってしまうのではないかと不安を感じ、心のすれ違いに思い悩む。
夫婦のあり方、感情の機微を抒情豊かに描き、鮮やかラストシーンが感動的な傑作長編。
第七回時代小説大賞受賞作~裏表紙より
素直に面白いと思った作品で、おすすめです。
最後までハラハラ、一気に読み通しました。
はじめて乙川氏の本を読みましたが、他の作品も読んでみたくなりました。




  
『すーちゃん』『結婚しなくていいですか すーちゃんの明日』益田ミリ/幻冬舎
すーちゃん35才、独身。お金も美ぼうも男もなし。
将来自分は一人でひっそり死んでいくのか。職場の人間関係や友達との付き合い方、
恋に悩みながら自分をみつめる「すーちゃん」の物語。
異色の四コマ漫画。~幻冬舎HPより
この漫画は30~40代(50代も)の悩みを等身大に描いていて共感する部分多々あり。
心にじわ~んときます。
『結婚しなくて・・・』の帯に香山リカさんが号泣と書いていたのに惹かれて買ったけど
私は号泣とまではいかず、じわじわじ~んと来ました。
そいうえば香山さんは遠距離介護されたんでしたっけ。きっとさわ子さんとダブったんだろうな・・
結婚しててもしてなくても、子供がいてもいなくても、み~んなそれぞれ悩みを抱えて生きてる、
自分だけじゃないと思える漫画です。
そうそ、大分前H先輩が家に遊びに来てくれた時、家にいる父親にちゃんと挨拶してくれたのが
嬉しかったのを思い出しました。
H先輩やすーちゃんみたいな気遣いの出来る人になりたいと思った。
来年の3月に映画が公開されますが、でもすーちゃんが柴崎コウ!?
ちょっとイメージ違うんじゃ・・・。


某所の待合室用にコミックを25冊ほどを大人買い~♪
しばらくは、コミック読むのに忙しくなりそう。。。ってこれからいろいろ慌しくなるてぇ~のに
年末の大掃除は出来るんかいな!?

グアムのダイビング写真アップも遅れております


コメント (2)
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