山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

穣庵

2018年06月08日 | 蕎麦

秋保大滝のそばにあった「たまき庵」が息子さんに世代交代し、2015年3月14日に「穣庵」としてオープンしました。

ミシュランガイド宮城2017にて「ビブグルマン」を獲得されていたので、世代交代でどのように変わっているのか、行ってみました。

店内は、昔と変わらず。

食堂のような雰囲気もありつつ、長い歴史と共に此処にあるゆるぎない存在のごとく・・・。

初訪は母方の祖母の何周忌かのお墓参りの帰りで、その時一緒だった母の姉ももういません。

あの時の雰囲気がそのまま残っていて、思うに、そういう場所がそこにそのままあることは幸せなことです。

 

さて・・・「限定」が好きな私は「細打ち 田舎ざる(粗挽き)」900円をオーダー。

 このお店は二八と十割そばがあります。

 一品の「そばがき」や「味噌こんにゃく」も美味しいはずです。 

夫は二八の「天然の海老1本と野菜の天ざる」(1500円)をオーダー。

二八の蕎麦はつやがあり、コシもあり、ツルツルとして、蕎麦の旨味を感じながら、あっという間に完食してしまいます。

付け合せの天婦羅は、天然海老がメインのようで、野菜は品数が少ないですが、丁寧なお仕事をされているのがわかる味です。 

来ました~♪

「星が見えるように挽いた」蕎麦。

聞けば、十一。

そしてその性質上、すぐ蕎麦が切れてしまうとのこと。

いただきま~す♪

蕎麦だけまず頂いてみますよ~。

んんっ、蕎麦の香りと共に蕎麦の甘さが来て、その後旨味がやってきました!

汁につけると、またまた変化。

始めは鰹節の香り濃厚な汁に蕎麦の個性が消されてしまい「汁勝ち」かと思いきや、中盤になって蕎麦の甘さや旨味が、さらにパーワーアップして、戻ってきます。

箸でつまめば、後半は麺がボソボソと崩れていくのですが、それでも「二八」よりはるかに華やかな香りを鼻孔にまき散らしていく・・・なんて蕎麦は繊細で儚いの?

あらためて、蕎麦の奥の深さを再確認。

心は満たされましたけど、この蕎麦ならすぐさま再入店?いや、いつかまた新そばの頃にでも・・・。

 

ご馳走様でした♪

 

■穣庵

住所 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝8-1

営業時間 11:00~15:00

店休日 木曜日、臨時休業日あり

TEL 022-399-2120