強い雨に見舞われた51番石手寺は、雨でなければもっと時間をかけてお参りしたかった名残惜しいお寺さんでした。
平成21年にはミシェランガイド日本星1つに選定されています。
道後温泉も近く、お遍路さんでなくても観光でもおススメのお寺です。
参道は回廊形式となっており、仲見世のみやげ店が並んでいました。
二層入母屋造り本瓦葺きの仁王門は、高さ7m、間口は三間、横4m、文保2年(1318)の建立、国宝に指定されています。
重要文化財には、本堂、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物と、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘があります。
石手寺は四国霊場でも一、二を争う文化財の宝庫と言われているそうです。
神亀5年(728)に伊予の豪族、越智玉純が霊夢に二十五菩薩の降臨をみて、この地が霊地であると感得、熊野12社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場を建立し、聖武天皇(在位724〜49)の勅願所となったそうです。
翌年、天平元年に行基菩薩が薬師如来像を彫造して本尊に祀って開基し、法相宗の「安養寺」と称した。
「石手寺」と改称したのは、寛平四年(892)の右衛門三郎再来の説話によるとされています。
本堂。
楽が軌道ともいわれた大師堂。
「洞窟」の文字が!
好奇心に駆られて行ってみましょう♪
お地蔵さんが洞窟の奥まで続いています。
写真ではフラッシュ機能を使って撮影してますので、明るく見えますが、実際は暗いです。
ロープを伝って前に進みました。
変わった巨石があり、そこが終点のようです。
進んだ道を折り返して洞窟を出ました。
明るい場所に出ると、洞窟の体験がなんかとても不思議な時間だったように思いました。
三重塔の横では、お砂踏みがありましたが、時間の都合もあって諦めました。
平成21年にはミシェランガイド日本星1つに選定され、四国霊場でも一、二を争う文化財の宝庫であることと、洞窟体験が印象的な「石手寺」でした。