15番国分寺より徒歩2キロ。
日差しが強くなってきて、体力が奪われます。
住宅街のなか、堂々とした和洋重層の仁王門が見えてきました。
山門を入れば本堂が目の前にあり、左右に納経所と大師堂。
天平13年に創建されたと伝えられ、聖武天皇勅願の道場だったと伝えられています。
弘仁7年に弘法大師が留錫し、ご本尊の千手観世音と脇士の不動明王・毘沙門天を刻まれ安置されました。
中世のころは荒廃し、万治二年に僧宥応が再興して旧観に復したそうです。
領主の蜂須賀氏は信仰が厚く、現在の堂宇はそのころ再建されたものといわれています。
夜泣き地蔵
子どもの夜泣きに困った親たちがお参りにくるそうです。
ご朱印を頂いている間、お寺の駐車場あたりで、交通事故と思わせる音がして驚きました。
幸いにしてけが人はなく、ワンボックス車が横になってしまってました。
近くにいたお遍路さんたちが自力で起き上がらせ、車は無事に発進できたようです。
狭い住宅街のため、車遍路さんは運転にご注意ください。