同行のOさんとはその日の宿泊先が違うため、途中で消えるまで手を振り別れ、私はひとり11番藤井寺へ。
歩き遍路は「同行二人」といわれていますが、2番から大体ふたりで遍路していたので、合わせて同行4人?になるのかな??
藤井寺の山門。
お寺の名前のように、藤の花が美しく咲いていました。
こんな時節に来れた私は、ラッキー☆です♪
水子供養塔がありました。
本堂は、ご朱印場が閉る時間帯のためか、人であふれていました。
一段高い所にある本堂には、弘法大師が刻まれたと伝えるご本尊の薬師如来が奉安されているそうです。
偶然、前泊した宿でご一緒した女性とここで再会して、お互いの無事を喜び合いました。
彼女は車遍路さんですが、とても心の温かいかたです。
大師堂。
大師は三方を山に囲まれた幽すいな霊地に心ひかれ、堂宇を建立し、自刻の尊像を奉安し、十七日間護摩修法され、堂塔の前に五色の藤を植えられ、藤井寺と名づけられたそうです。
その後、天正の兵火で焼失し、寛永年間に再建されるが、天保二年に再び焼失し、現在の本堂はその後の建立しその間、真言宗から臨済宗に改宗しています。
明日はこの山道から・・・と、「お遍路ころがしの入口」を睨みつけ、この場を立ち去った私でした。