スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
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江戸川橋周辺その16

2016-06-13 00:39:59 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
永青文庫に到着である。古い建物である。

さて、細川家である。細川家と聞いて皆様が最初に連想するのは誰であろうか。まず何といっても第79代の内閣総理大臣、細川護熙氏が挙げられよう。ちなみに永青文庫の理事長も務めている人物である。あとは少し歴史に詳しい方ならば戦国時代を生きた悲劇の女性、細川ガラシャの名前が出てくるかも知れない。
Wikipedia「細川護熙」
Wikipedia「細川ガラシャ」

しかししかしである。さらに歴史に詳しい方ならば応仁の乱(1467年)の東軍総大将が細川勝元であることをご存じであるに違いない。彼もまた細川家の一族である。そう、細川家は実に700年以上も続く日本でも屈指の名家なのである。700年である。700年続く貴族の一族、となると世界のレベルでみても屈指の存在ではあるまいか。
Wikipedia「細川勝元」
ちなみに細川護熙氏からどうも「細川家=熊本」のイメージがあるが、実際には細川家が熊本に入ったのは加藤忠弘(加藤清正の子)が肥後熊本藩主を改易になってしまった後、江戸時代に入ってからの話である。加藤清正は有名な人物であるが、彼の子孫はわずか1代後に熊本を追い出されてしまったのだ。
Wikipedia「加藤忠広」

細川家は実に興味深い人物を多数生み出している。特に戦国時代を生き抜いた細川藤孝(幽斎)、細川忠興の父子は両者とも波乱万丈の人生を送り、その話はいくら読んでも飽きることがない。是非ウィキペディアだけでもご覧あれ。なお忠興はガラシャの夫である。
Wikipedia「細川幽斎」
Wikipedia「細川忠興」

話が大幅にそれてしまった。永青文庫は1950年、細川家の当主細川護立(細川護熙の祖父)による設立である。これまで細川家に伝わってきた美術品などを集めて展示している。小さいながら雰囲気を感じさせる場所である。
Wikipedia「細川護立」
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