スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

3月22・23日

2024-03-23 22:55:24 | 日記
3月22・23日日記。
なかなか忙しかった。夜中にかかる仕事はちょっと年齢的に辛くなってきた。矢継ぎ早に3つくらい仕事を振られると、2つくらいは覚えているが、3つ目は「あれ?何だったっけ?」ということが最近増えてきた。ちゃんと仕事を回しきれたのか、ちょっと心配である。昼過ぎに帰宅し、あとはぐったりである。少し休みをとりたい。
ウクライナ情勢では戦線には大きな変化はない。ロシア側は大量のミサイルや無人機でウクライナ領内に攻撃を加え、発電所などのインフラが破壊されたことで、ウクライナ領内で100万戸以上が停電するなどの被害が出ているのだという。ただロシア側は今回の戦争とは直接の関係はないが、予想外のところで国内で事件が発生した。ロシアの首都モスクワ郊外のコンサートホールで武装集団がコンサートの客を銃撃し、少なくとも133名が死亡するという惨事になったのである。どうもイスラム過激派組織「イスラム国」による犯行であったらしい。悲劇というよりほかない。中東のガザではイスラエル側の攻撃が続く。国連安全保障理事会では今度はアメリカが和平案を出したが、中国やロシアの反対で却下された。なかなか和平への道が進まない。
コロナについては金曜日、一日遅れで東京都がデータを出した。
東京都保健医療局「最新のモニタリング項目の分析について」
これによると東京都の定点医療機関あたりの患者数は3.70名(先週は4.25名)、入院患者数は1182名(先週は1061名)、東京ルールの適応件数は125.7件(先週は119.7件)である。コロナの感染は落ち着いている。また東京都はコロナの特別対応を3月末で終了すると発表した。ワクチン大規模接種会場、電話相談窓口などは終了されることが新聞記事などにもあるが、あまり知られていないのが「高齢者等医療支援型施設」の終了である。
東京都保健医療局「都が運営する施設について」
簡単に言えば「コロナ患者数が激増した時に、東京都が作った臨時病院」である。赤羽、世田谷玉川、渋谷、青山、足立東和、八王子めじろ台、府中、滝野川の合計8か所の施設があった。病院とは言っても小さな民間の施設などをコロナ専用病院に仕立てなおしたものが多く、これら施設で十分な高度医療が提供できる訳ではなかった。あくまでも「臨時の間に合わせ」のための施設だったのだが、それでも医療の逼迫時にはある程度の役割は果たしてくれた。ただこれらの施設を作成するまでは紆余曲折があり、今後はこれを教訓として、「パンデミックなどの緊急事態に、臨時病院をどう作ってどう運営するか」はある程度平時に決めておくのが良いのではないか。
かつて聖路加国際病院は設計の段階で「緊急事態があったときには病院のロビーやホールなどでも患者の診察ができるように、酸素供給口を院内のあちこちに取り付けた」が、それが結局、地下鉄サリン事件の時には大いに役にたったことで知られる。この設計は日野原重明院長の東京大空襲の際の体験によるもので、この時に重症患者がろくな手当ても受けられずに溢れかえったから、ということであった。今回もこの負の教訓を生かし、将来に何か役に立つことがあれば良いと思う。
Wikipedia「聖路加国際病院」
3月21日
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