ストライキ＠ノルウェー・エアシャトル

いつぞやスカンジナビア航空(SAS)が破たん寸前に陥った時に、同社の「高コスト体質」なるものがだいぶ非難のやり玉に挙がっていた。
スカンジナビア航空(SAS)経営危機
で、その時に「コストを抑えて経営が上手くいっている会社」の例としてノルウェー・エアシャトルなる会社が引き合いに出されていた。北欧を代表する格安航空会社で、機首を赤く塗り、垂直尾翼に北欧ゆかりの偉人の絵を描いた機体はアーランダ空港でも良く見かけた。
Wikipedia「ノルウェー・エアシャトル」
Wikipedia「ノルウェー・エアシャトル機体」
ところが沙羅双樹の花の色、盛者必衰の断りを表す。必衰までいくのかどうかは知らないが、今現在トラブルに見舞われている事だけは確かである。The localより。
http://www.thelocal.se/20150307/norwegian-strike-talks-collapse-but-could-continue-saturday
パイロット達が大規模なストライキを起こし、北欧に就航している殆どの便が運休に陥る騒ぎとなってしまったのである。結果として数千人単位での乗客に影響が出てしまっているとのこと。ストライキが開始になったのは2月28日だそうだから、何と一週間近く運行の目途が立っていない事になる。
昔イタリア旅行中にストライキで困った事があったが、そのうち北欧もストライキだらけになってしまうのかも。我慢強い北欧人のことだから、文句も言わずにストライキ中も黙って待ってくれそうな気もするが。。。
スウェーデン南部鉄道ストライキ
スウェーデン南部鉄道ストライキその2