次いで姓の話について。大体スペイン人の姓は2つあることが多い。●○・ロドリゲス・ペレスといった具合である。これは大体最初が父方の姓で、2番目が母方の姓なのだそうだ。で、結婚して子供が出来ると、両親からそれぞれの第1の姓が子供に受け継がれるという(調べると母方を選択することも可能ではあるらしいが、少なくともその同僚の弁ではそうとの事)。で、メールアドレスなどで2つだけを表示する場合は大体第1の姓だけを出しているとの事。先の例では●○・ロドリゲスという訳である。毎日見ている名前だが、1年たってようやくシステムを理解できた。奥が深いものである。
職場で名前の話になった。同僚のドイツ人女性の名前はアルファベットで4文字。覚えやすいし、間違えにくい。聞くと、彼女のお姉さんの名前もアルファベットで4文字だそうだ。お父様が皆にすぐ間違えずに読んでもらえるように、という事を願って付けたのだという。「へえ、それは良いお父さんだね」というと、「その方面については問題は無いんだけど・・・」という。「何が問題なの?」と聞くと、「It's not romantic!」