「狭山事件」報道。

　日曜日の朝10時から放送している報道番組の中で「狭山事件」の特集が組まれていました。わたしは、日曜日はいつもその番組をみながら用事をするのが習慣になっています。

　特集では、狭山事件での石川一雄さんが逮捕され、起訴されるまでの捜査の矛盾や差別捜査と間違った証拠など、多くのことが指摘されていました。

　31年間無実の罪で収監されていた石川さんが、当時の話を振り返り多くのことが報道されていました。何年か前までは、このようなことは報道されることもなく、絶対に明るみにでることはなかったのが現実でした。

　これは政権が代わったからなのか・・・。そのような中でも、検察庁からは証拠が全体の20％ほどしか開示されていないのが実態です。警察や検察の権力保持のために、現在の今でもまだまだ冤罪の事実があるのが現実です。

　狭山事件では、再審を求めるための100万人もの署名が集められているのです。