第24回富赤総会。

　教育機関や地域などで差別事象が頻繁に起こったことをきっかけに地域・学校・行政が立ち上げた富赤人権推が誕生して24年をむかえました。

　朝からカレーづくり(関係者の昼食)や会場の準備に追われる中、事務局メンバーが孤軍奮闘してくれました。午後1時半からの総会の前段には、校区の中学校の吹奏楽部の子どもたちが素晴らしい演奏を披露してくれました。そして、総会で今年の方針が確認されました。

　二部の記念講演では、地元の小学校の校長の「こどもと出会って」をテーマに話していただきました。校長先生の生い立ちの話や、また子どもにかかわって学べることなど。子どもをはさんで、学校・地域・家庭が一緒になって取り組むことの重要性など、プレゼンテーションスタイルで講演してくれました。

　そのあとで、校長を囲んでの懇親会をしました。教師、地域の方々が一緒に懇親会ができるって富赤ならではのこと。このつながりや連携が財産であるとあらためて感じることになりました。同時に人権の草の根を広めていく大切さを、これからもアピールして取り組んでいくことをしていきたいと考えています。