校区の夏季研修会に。

　毎年開催している校区の夏季研修会に参加しました。わが校区は昨年から「キャリア教育」を取り組みんでいます。今年の研修会では、事務局が連携会議の取り組み報告を共有した後、今年のメインは連携会議の一組織である府立高校の取り組み実践を聞きました。

　高校では自学自習時間が少ない、新聞や本を読まないといった生徒が多くなってきていることが報告されました。そのような実態の中、子どもたちの職業観がもてるなど、さまざまな取り組みから進路や職業観につながっているなどの成果を聞くことができました。

　その後、12グループに分かれての討論。わたしは司会だったのですが、自分の意見を言いたいがためにフリートーク方法にしました。テーマは、「どんな18才をめざすのか」6人でワイワイ、結局時間が足りませんでした！

　最後に鳴門教育大学の葛上先生が、「キャリア教育」を進めて行くためには、自分の将来や進路を切り拓いていくキャリアでなく、社会に参加していくためのものが必要である。

　また、子どもたちが小学校での夢で花屋さん、サッカー・野球選手などになりたいというときに、その自己実現のためにどうすればよいのか、社会の仕組みなどを学べるプログラムが必要であることや、子どもたちの将来の夢を語り合うことの必要性を提言されました。

　最後に働く意味を再度、論議することが重要！なぜなら、マニュアルさえあれば、誰でもできるというマニュアル化しつつある現代社会への危機感があるということでした。

　わたしは研修会に参加をして、子どもたちが自分の夢の実現できるために、「学校や園・地域・家庭」がともに連携をして取り組むことの大切さを確認することができました。参加者のみなさん！ご苦労様でした。これからも、がんばりましょうね！