1986年にウクライナ、チェルノブイリ発電所で起きた事故は、
いまなおその傷を癒せない。
事故による被爆で死亡した人々をめぐっては、世界保健機関(WHO)が9000人、環境保護団体グリーンピースが9万3000人としており、現在も見解が分かれている。また、避難者は数十万人にのぼるが、国連によると、現在も700万人が危険な放射能レベルの地域に住んでいるという。
ヒロシマの写真を見た。
被爆後の広島を見ると人間の痕跡はすべて消し去られ、荒涼とした空き地のみが残されている。
ここで生活していた人々は、もがき、苦しみ、のた打ち回ってなくなったのだ。
核は廃絶しなければならない。
今日のチェルノブイリの慰霊祭の記事を呼んで、思いを新たにした。
この悲惨なできどとを、過去にあったこととして風化させてはいけない。