当ブログでSFCGについて何度かブログしたが、
ついに、大島前会長に717億円の賠償額とする決定
今までの大まかな流れ↓
今年2月に経営破綻した商工ローン大手「SFCG」
資金繰りに行き詰まった昨年秋以降、
貸し出し債権など約2670億円(簿価)分の資産が
民事再生直前に関係会社や創業者の大島健伸元会長(61)の
親族会社に流出していた。
さらに大島元会長の役員報酬を月額2000万円から
9700万円に増額
うまく法の抜け道を行けるか、今後、注目??と4月にブログしました。
その結果の詳細↓読売新聞より抜粋
破産手続き中の商工ローン大手「SFCG」(東京都中央区)の破産管財人が大島健伸元会長(61)に対し、経営破綻(はたん)状態にあったのにローン債権を関係会社に無償譲渡するなど同社に損害を与えたとして、破産法に基づき損害賠償の査定を求めた手続きで、東京地裁は元会長の経営責任を認め、請求通り総額約717億円を賠償額とする決定を出した。元会長側は決定を不服として異議を申し立てる方針。
決定は2日付。賠償額は、破産管財人が調べた流出資産約2670億円(簿価)を基に、実質的な損害を査定したもの。管財人らによると、1部上場企業の元役員に対し、同法に基づいて認められた賠償額としては過去最大規模という。
損害賠償の対象と認めたのは、〈1〉昨年9月以降、当時子会社だった「MAGねっと(現・MAGねっとホールディングス)」(港区、ジャスダック上場)など6社に、ローン債権や株式などの資産を無償で譲渡〈2〉大島元会長の月額報酬を昨年8月以降、2000万円から9700万円に増額〈3〉元会長の親族会社から賃借していた元会長宅について、昨年9月以降、SFCGが負担する家賃を1525万円から3150万円に増額した--などの行為。
東京地裁は、一連の行為について「合理性や必要性を認められない」などとし、遅くとも昨年9月末の時点で、SFCGが支払い不能の状態にあることを知りながら、債権者からの請求を逃れるため会社の財産を移転して減少させたと認定。今年2月20日まで代表取締役だった大島元会長に対し、「注意義務違反などがあることは明らか」とした。
法の抜け道は早々簡単には、通してれませんね…
6月4日は「虫歯の日」
福島市 伊達市 不動産屋さん 伊達丸 yuzu