ワタシは、ヒトに何かを堂々と言えるほどたいした人生を送ってきたわけでもありませんし、そもそも“ヒジョウシキだ”とか、“変人だ”とか、“変態だ”とか、“き○がいだ(それはちと言い過ぎだろ(苦笑))”とかまあその手の言葉を言われた回数を数え上げたら、出会ったヒトの数より多いだろうなあ、と思います。
お恥ずかしい話ですが、長年医療機関でお世話になってる方とお話しさせて貰うたび、「あなたの思考回路ってどうなってんの???」って言われちゃうような有様ですので、そのヒトにとっての思考の範疇をはみ出た言動や行動をしてるんでしょうね。
そして、それは多くの一般的と呼ばれるヒトからしても、「常軌を逸する思考回路」と思われているんだと思います。
ワタシはここ数年、ワタシが人生で培ってきた知識や経験、常識やモノの見方、考え方を自らの手で崩しにかかっています。
これってもの凄く苦痛でムズカシイことなんですが、ワタシが触れる本や音楽や絵画や言葉や風景や感覚などは、ワタシが築き上げた固定観念の上に成り立っていたりするんだと、ふと気付きました(気付くの遅いよw)。
一方では、それがワタシの独特の個性として大切にしたいことろでもあるのですが、それ自体がワタシ自身を雁字搦めにしている部分が少なからずあるんだろうなー、と思えるように少しずつですが変化してきているんでしょうね。
ヒトが考える常識やそのヒトにとっての事実って、世界60億人に共通なんてことはないんですよね。それどころか、それはワタシ一人の妄想であり、そんなこととは関係なく世界は動いているというのが自然の、社会の摂理のような気がします。
そんなこと言ってたら、自己主張なんてできひんやん。
そうなんですよね。
自分の思考や言動に論理的に、時には直感などに頼ったりして込み上がるエネルギーって、ヒトの行動力の根元であり、その信念がこの世界の極々小さな動力になっていることも事実ですから。
自分の中にあるジョウシキを崩してみることは、世界を広げ、身体に新鮮な風を通す機会が得られるような気がしてます。
ヒトはみんな違うんだよ。考え方も、感じ方も、育ってきた環境も、ジョウシキも。
自己のジョウシキを崩してみても、“良識”を自分なりに遵守していければ、ワタシはヒトとして誇りを持って生きていけるような気がします。
ワタシの場合は、こんなこと書いてながらも、かなりの部分で“適応”することが要求されていますし、そう助言頂けることは有り難いのですが、ワタシが元来持つワタシ独自の個性も大切にしていきたいという気持ちもあります。
これは大きな矛盾なんですが、ゆっくりでもその矛盾を消化していきたいと思います。
私の中で“矛盾”はとても大きな議題ですので、時折記事に散りばめていきたいと思います。
こんばんは。
思考回路を読む事が、気遣いであったり、臨機応変であったり、良い面もあるんですよねー。
たぶんみんな別々の世界を生きてるんだろうな、と。
違いに面白味を感じられると、かなり生きやすいでしょうね
こんばんは。
自分のこととして難しいですね。
出来る限り、人にも自分にも枠を設けたくないという思いはあるのですが…
まあ、ぼちぼちいきたいです
私は、非常識・変人・変態は言われたことあるけど、き○がいはないな~。
って、「あなたの思考回路ってどうなってんの???」って誉め言葉じゃないの?(笑
Plutoさんに会ったことないから、よく分かんないけど、私が抱くブログ上でのPlutoさんの印象は、良いですよー。
というか、ちょっと親近感沸いたりもしてるし。←いや、なんとなく。
発想とか面白くていいな~と思ってマス。
>ワタシが触れる本や音楽や絵画や言葉や風景や感覚などは、ワタシが築き上げた固定観念の上に成り立っていたりする
これ、ほんと面白いよね~。
もっと色々と考えてみたいな~。
だからこそ、世の中って衝突もあるけど、面白みも出るよね。
リチャード・バックも60億の人々が、60億種類の別々の世界に生きているって言ってたなぁ。
(調べてみたら、当時は40億だったみたいだけど。)
大分前に読んだけど、『イリュージョン』って本に書いてあって、面白かった。
>それ自体がワタシ自身を雁字搦めにしている部分が少なからずあるんだろうなー、と思えるように少しずつですが変化してきているんでしょうね
他者の存在が影響してるってことかしらん。
適応か~・・・。
無難にやり過ごす能力を身に付ければいいのかな。
私は、矛盾とかは、年を重ねて、今は大分楽になったような・・・。
てか、開き直ったのかもしれん(笑
関係ないけど、この揺れ具合気になるなぁ→
自分の中で色んな葛藤があって、苦しくなる。
素直になりたくて、反発したりしてもがまんしなければならないことも多い。
流されてしまわなければならない時も多い。
自分に嘘はつきたくない。けど、仕方ない。
と割り切る事もできず・・・
う~う~唸っている私です。
出会う人で、あ、素敵と感じるのは、自分の物差しを持っていない人。常識を押し付けない人ですね。
自分の心の奥にある常識まで変換できる人ってなかなか出会うことができませんが、そういう人もこの世の中には存在するんですね。
真に自由な人なんでしょうね。