食いしんぼsanaの「舌の記憶」

「舌の記憶」を中心に、日々感じたことを、
ゆるゆるとつづっていきます。

茶色の朝にざるうどん

2014年07月01日 | 世の中にモノ申す!

上野から公園内をてくてく歩きで、根津の釜竹へ到着。
いつもはガラス越しにお庭を望む、
相席テーブルに案内してもらうけど、
今日は気が向いて、初めて蔵内でのお食事となりました。
明治43年に建てられたという、
レトロ風情が漂う石蔵です。
外の景色は見えないけれど、
天井が高いから開放的な空間に感じられて。

おうどんも季節の天ぷらもおいしかったけど、
この時期ならではの味覚、
水なすの浅漬けもみずみずしさたっぷりで最高でした。

食後はいつもの茶遊亭で、
四代目徳次郎のふわふわかき氷を堪能♪
テレビの取材が入っていたようだけど、
わりとあっさり帰っていきました。
ライターさんみたいな人が無表情で、
黙々とメモを取る姿が印象的だったなぁ~。

さて今日は集団自衛権が閣議決定されました。
そう、「茶色の朝」がついに来てしまったのです。

日本は戦争のできる国になりつつあります。
愛するひとが、親しいひとが、そして自分自身が、
あるいはこれから生まれてくる命が、
愛国心の名のもとに、
望まない大きな犠牲を払う日が必ず、来る。
このままでは。

戦争はある日突然始まるのではなく、
わたしたちの日常に少しずつ、
しのびよってきているのです。

「ひと晩じゅう眠れなかった。
茶色党のやつらが
最初のペット特別措置法を課してきやがったときから、
警戒すべきだったんだ。
けっきょく、俺の猫は俺のものだったんだ。
シャルリーの犬がシャルリーのものだったように。
いやだというべきだったんだ。
抵抗すべきだったんだ。
でも、どうやって?
政府の動きはすばやかったし、
俺には仕事があるし、
毎日やらなきゃならないこまごましたことも多い。
他の人たちだって、
ごたごたはごめんだから、
おとなしくしているんじゃないか?」<茶色の朝から>

→戦争とは真逆のもの❤

いつか絶望の淵に立たされたとき、
あぁあの日すでにもう
平和の積木は崩されていたのだと、
気付いても遅いんですよね。

戦争を起こさないために
わたしにいまできること。

戦争反対!
集団自衛権反対!

そう小さく、
この小さなブログで、
声をあげることぐらいだけど、
何もしないよりマシってことでどうでしょう。
わたしはわたしのやり方で。

コメント
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