紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

思い出の写真

2011-07-20 13:04:26 | 8・山と旅の思い出
近所の山仲間だったTさんが亡くなった。
7月18日の夜9:45。
私より6歳くらい年上のTさんが癌を患ったのは、何年くらい前だっただろうか。

この数年、あまり体調がよくないのは知っていた。

最後にTさんの家を訪ねたのは、フランス旅行に出発する3日前だった。
あまり食欲がないと聞いていたので、少しだけどサクランボを届けさせてもらった。
すぐに帰るつもりが、「お茶を飲んでいって」といわれて、上がらせてもらった。

いつものようにお茶と餅菓子を頂き、山の話しをたくさんした。
一番楽しかった山は、北アルプスの雲ノ平だといっていた。
あれはいつだっただろうと思って調べたら、1999年だった。

私はいつもくすの木山の会の山行に参加するわけではないのだけど、雲ノ平には一緒に行った。
入山するのに1日では行けない秘境。
大雨で、雲ノ平は通り過ぎるだけの予定が、山荘に1泊することになった。
夢のような時間だったと、Tさんはいっていた。
高山植物の宝庫、雲ノ平。Tさんは花の名前をとてもよく知っていて、知らない花などないくらいだった。


雲ノ平山行の写真。



















謹んでTさんのご冥福をお祈りします。

8 コメント

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悲しいこと (マサ)
2011-07-20 16:35:04
写真を眺めながら、Tさんはどの方だろうと、つい思ってしまいます。このときは、とてもお元気だったのでしょうね。
紅蓮さんより6歳くらい上というと、まだまだお若いですよね。
知ってる方が亡くなるのは悲しいものですが、歳の近い方だとなおさらです。
この間、中学校の同窓会名簿が送られてきたのですが、亡くなった方が増えているのにビックリしました。そんな歳に自分たちがなったということなのね。

ご存知ありませんが、Tさんのご冥福をお祈りします。
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マサさんへ (紅蓮)
2011-07-20 17:14:13
マサさんが、以前に住んでいたマンションなので、きっとどこかで会ったことがあるかもしれませんね。
1ヶ月前は、お元気で、自宅で家事もされているようでした。お茶も、私がいれようとすると、いい、いいといって、自分で立っていれてくれて。
突然悪くなられたのかなと思うけれど、長く苦しむのもつらいので。
最後はNちゃんの病院だったので、連絡をとろうと思っていた矢先の訃報でした。
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お悔やみ申し上げます (さと)
2011-07-20 20:29:33
6歳上ということは私とあまり年齢は変わらないですね。
写真を見ながらどなただろうと眺めてしまいました。
知り合いが亡くなるということは辛いですね。
私の周りも親の逝去や旦那様の入院とかいろんな話が飛び込んできます。
今を精一杯生きれることに感謝です。
ご冥福を祈ります。
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さとさんへ (紅蓮)
2011-07-20 21:41:40
そう。さとさんと同じ年代ですね。私は、年下の友人は、3人かな? くらいで、あとはほとんど年上の友人ばかりです。なので、教えてもらうことが多いですね。
知り合いが亡くなるのも辛いけど、苦しんでいるのを見るのはもっと辛いなあと思っていました。
そして、だんだんと自分もそういう年代になるわけですけど、精一杯やりたいことをやっていこうと思いました。
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紅蓮さん、 (久我山散人)
2011-07-20 22:14:25
紅蓮さん、
 ボクは父母を亡くし、
  もう親族の縁も切れちゃって
   友だちも死んでしまいました
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散人さんへ (紅蓮)
2011-07-20 22:24:18
私たち世代では、親の代が元気でいるのは、もうまれになってしまいましたね。年をとるって、そういうことですねね。
でも、友だちはまだ元気な人もいるでしょう。私とか・・。
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あ~そうかも (久我山散人)
2011-07-21 21:15:59
紅蓮さんは強いよ~
 こんな旅程、ちょっとついていけまへん
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散人さんへ (紅蓮)
2011-07-21 23:14:56
そんなことないよ。病気したし。
そして、ストレスのないこういう旅は、元気いっぱい。
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