ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

しもやけ天気予報

2008-01-23 16:35:24 | 日常
未だにしもやけができるというと、たいていの人に驚かれる。
これでも、年齢を重ねたお蔭か、随分良くなってきた方で
いわゆるティーンエイジャーのころは、かなり悲惨な状態だった。
足は靴が履けないほど腫れあがってしまうし
手は鉛筆も握れないくらいに腫れて、まるでグローブのようだった。
堅くて赤紫色になっていたところが割れて
血が滲んでくると、今度はそこからグジュグジュと崩れて
なんともいえないつらさだった

母方の叔母は、3歳のときにしもやけが悪化して亡くなっているし
母も小さいときはリヤカーに乗せられてしもやけの治療に通っていたというから
かなり遺伝的要素が強く出ているのだろう
たいてい、似てほしくないところはしっかりと親からもらってくるという悲劇を
皮肉にも地で行く結果となっている

ところが、このしもやけ、なんと天気予報が出来るのだ。
といっても、しもやけが喋るわけではない。
いっそのことしもやけが喋ってくれた方が面白いのだが
残念ながらそうではない。
しもやけの状態によって
雪が降るか降らないかが長年の経験からわかるという単純なものだ。
的中率は100%に近い。
なのにこの話を友人などにすると、皆笑って取り合ってくれない。
ここ埼玉でも、20日の日曜日の夜に雪が降ると予報が出ていたが
私のしもやけからは一向に雪が降るという御託宣がおりない。
ちょうどその日は合唱団の練習日。
メンバーのみんなや指揮者の先生も空模様が気になる様子
休憩時間に今夜は雪が降るのかという話題になった。
そこで満を持して、しもやけ天気予報で雪は降らないと予想した。
すると、心無いメンバーの一人が
「それ、良純じゃん…
しもやけ天気予報をなんと心得る
良純とやらには悪いが、一緒にされたくはない
実際日曜日の夜は降らなかったではないか

ついでにいっておくけれど、今日の埼玉の雪
昨日の午前中に既に当てていたのですぞ


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