道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

そうだ、牛乳、飲もう。

2011-03-20 14:52:18 | 社会一般
「牛乳とホウレンソウから基準値超える放射線量」(「産経ニュース」2011年3月19日付)

「ホウレンソウ、茨城県が出荷停止要請」(「日本経済新聞」web版2011年3月19日付)

検出された値が大したものではないということは、各報道機関によって宣伝されている。しかし、体内に長期間溜まったらどうなるのか、という問いにどれだけ答えているのだろうか。ヨウ素131は半減期が8日であるので問題ないが、セシウム137は半減期が30年と、長い。いくら微量でも、特定の部位に留まり続けたら、まずいのではなかろうか。

心配性の私は、既に先週の時点でそのように思い、知人に尋ねた。答えは明快なものであった。

「137Csの物理的半減期は30.07年ですが、生物学的半減期は144日。これはCsが比較的代謝の早い元素であることに起因します。カリウムの代わりとして代謝するのだとおもいます」

要するに、摂取してしまっても、半年以内には体外に排出されるということである。
これならば、今回のように微量ならば、全く問題ない。

「微量だから問題ない」「よく洗えば落ちる」だけではなく、
「体内に吸収してしまっても、そのうち出る」のである。
この点をもっと宣伝しても良かろう。

そして、総理大臣という地位にありながら存在感の薄い菅氏には、是非とも茨城産の牛乳とホウレンソウを食べて、国民にアピールして欲しい。「全く問題ない」「みんなで飲んで食べましょう」と。

――そう、彼が最も存在感のあった厚生相時代、カイワレダイコンを食べて見せたように。

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