学生になって3年余り、駒場と渋谷との間を何度歩いたであろうか。
井の頭線で2駅というのは、少し遠いが電車代を払う気になれない距離なのである。
さて、駒場と渋谷との間には、「松涛」という地区がある。
渋谷に近く、環状6号線も目の前で、非常に便利な所で、
しかし渋谷の喧騒からは一歩遠ざかった、落ち着いた地域であるので、
品の良い豪邸が立ち並ぶ高級住宅地となっている。
江川達也や稲葉浩志もこの辺りに住んでいるとか。
「まつなみ」と読み間違えていたこともあり、
「松涛(しょうとう)」という地名には興味があったが、
今日、通りかかった時に、ふとしたはずみで鍋島公園の看板を見ると、
その由来が書いてある;
それによると、かつてこのあたりは紀州徳川家の下屋敷があり(むかしから高級住宅地だったわけである)、
明治になって、鍋島家に譲った。
鍋島家はそこで、茶の栽培を始めたのだが、この茶の名前が「松涛」であった。
「松涛」というのは、茶の湯の煮えたぎる音を取ったものという云々。
これで、疑問はすっきり解決。
擬音語に「松」と「涛(波)」をあてるとは、なかなか雅なことである。
私のような俗人では、「まつ」と「なみ」で、寿司のランクを思い浮かべるだけである。
しかし、この三年間、たびたびそばを通って来たのに、
今日始めて気がついたとは、不覚の極みであった。
井の頭線で2駅というのは、少し遠いが電車代を払う気になれない距離なのである。
さて、駒場と渋谷との間には、「松涛」という地区がある。
渋谷に近く、環状6号線も目の前で、非常に便利な所で、
しかし渋谷の喧騒からは一歩遠ざかった、落ち着いた地域であるので、
品の良い豪邸が立ち並ぶ高級住宅地となっている。
江川達也や稲葉浩志もこの辺りに住んでいるとか。
「まつなみ」と読み間違えていたこともあり、
「松涛(しょうとう)」という地名には興味があったが、
今日、通りかかった時に、ふとしたはずみで鍋島公園の看板を見ると、
その由来が書いてある;
それによると、かつてこのあたりは紀州徳川家の下屋敷があり(むかしから高級住宅地だったわけである)、
明治になって、鍋島家に譲った。
鍋島家はそこで、茶の栽培を始めたのだが、この茶の名前が「松涛」であった。
「松涛」というのは、茶の湯の煮えたぎる音を取ったものという云々。
これで、疑問はすっきり解決。
擬音語に「松」と「涛(波)」をあてるとは、なかなか雅なことである。
私のような俗人では、「まつ」と「なみ」で、寿司のランクを思い浮かべるだけである。
しかし、この三年間、たびたびそばを通って来たのに、
今日始めて気がついたとは、不覚の極みであった。
稲葉さんの家は、きっと表札に「稲葉」とは書かないのではないでしょうか。
危ないので。
ちなみに、wikipediaで「江川達也」を調べると、
「6億円強の豪邸(あろうことか、東大駒場キャンパスのすぐ近くである松涛にある)に住む。」
とあります。
プライバシーの問題もそうですが、
「あろうことか」というのが余計なお世話ですね。
昔、稲葉浩志の家を探しに行った事あります。発見は出来ませんでしたが・・・
松涛の由来も理解できて大変役立ちました。