ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲再開 妙法ヶ岳 <前編>

2011-06-14 17:30:10 | ▲2011年山行報告

歩いた日 2011年4月30日(土)

2011年初めての山歩き。

小楢山から約半年ぶり。

その間、本当にいろんなことがありました・・・

 

この 『ポレポレ隊が行く!』 は 我が家のアウトドアな部分を紹介する別館なので 

種種雑多な日常を交えるのは本意ではないのですが

敢えてちょっとだけ書かせてもらいます。

 

私には二人の息子がいました。

ポレポレ隊の隊長は二男です。

いつか長男も交えて4人で山を歩く、というのが私の小さな夢の一つでした。

それが叶ったのが三年前の秋。

栃木県の備前楯山。

1時間にも満たない歩きなのにずっと文句を言い、

 「これが最初で最後だから」 を繰り返していた長男。

その時は まさかそれが言葉通りになってしまうとは、これっぽっちっも思っていなかった。

山歩きを意識してから、4人で歩いた唯一の山、備前楯山。 

一生忘れられない場所となりました。

 

それから長男は小学校の時に行った上高地が大好きで

事あるごとに 「上高知は良かったなぁ」 と言っていました。

だからいつかお兄ちゃん家族を誘って上高知に行き、

私たちは焼岳に登り、その間お兄ちゃん達は上高知を散策してればいいね、

なんて話もしてたのですが それはもう今となっては叶わぬ夢・・・

 

彼がいなくなってしまった事は 私の人生で最大の悲しみとなりましたが

私たちは今、生きている。 

生かされている。

その 「生」 をずっと続けていくことが 何より彼への供養となるのだと思っています。

前を向いて。

 

もう一つ書かねばならないことがあります。

3月11日の東日本大震災についてです。

あれ以来、日本中が大きく変わってしまいました。

被災地から遠い場所にいる者でさえ、

喜怒哀楽の楽しい部分をあからさまに表に出すのがなんだか後ろめたいような・・

被害に合われた方にはなんと言葉をかけてよいのか見当もつきません。

悲しみの大きさを考えると 私が今ここに並べるどんな慰めの言葉も

全部薄っぺらに見えるに違いありません。

ただただ、亡くなられた方々のご冥福と 

被害に合われた方々に 少しでも心休まる時間が戻ってきますようにと祈ることしかできません。

人を元気にするためには まず自分が心の底から元気じゃないと相手に伝わらない。

そういう意味では今の私は不適格者かもしれません。

だけど小さくても一人一人ができることを続けていく・・・

こんな私にもきっとできることがあるはずです。 

皆さんと一緒に頑張らせてください。

 

ポレポレ隊は福島を中心に東北のお山に何度かお世話になりました。

登った回数は少ないけれど 本当に懐が深くて素晴らしい山ばかりです。

東北、そして関東の被災地の 山にも平地にも元の活気が戻りますように。

いつか必ず、ポレポレ隊も再訪させていただきます。

 

長くなりました。

ポレポレ隊の復活ための小さな第一歩に向けて どうしても書いておきたかったので。

2011年、初めての・・・そして再開の山、妙法ヶ岳へ。

 

 

 

 

 

朝ご飯は米粉のパン。

大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

秩父の盟主、武甲山。

ご無沙汰でした。

 

 

 

 

 

これは熊倉だって。

きつかったね・・・

 

 

 

 

 

 

道の駅 大滝温泉。

もう何度もお邪魔しています。 

 

 

 

 

 

 

三峰神社のパーキング。

雲取の登山口にもなってるので そこそこ賑わってました。

 

 

 

 

 

 

和名倉山方面。

 

 

 

 

 

 

出発です。

半年ぶりだけど今日のコースなら何とかなるだろう。 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、四つ葉のクローバー。

幸せに・・・なりたいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

やっぱり大々的に宣伝してるのは雲取山。

申し訳なさそうに (妙法ヶ岳) の文字。

 

 

 

 

 

 

一歩一歩を大切に歩き出そう。 

 

 

 

 

 

 

 ホッとする・・・

 

 

 

 

 

 

 それぞれの思いを胸に。

 

 

 

 

 

 

シャクナゲさん。

鮮やかです。

 

 

 

 

 

 

鳥居のそばには

 

 

 

 

 

 

この懐かしいカウンターが。

そう、妙法ヶ岳は隊長と私は初めてではありません。

初めてのプチポレ隊で来た場所 です。

今回、再開の山に隊長が何故ここを選んだのかはわからないけど

三人で歩くのは初めてなので記憶をリセットして歩こうと思います。

 

 

 

 

 

 

いや・・・特にリセットしなくても記憶は飛んでいました。 

 

 

 

 

 

 

こんなとこ歩いたっけ・・・の連続。

 

 

 

 

 

 

人がいないね。

GWなのにね。 

 

 

 

 

 

 

分かれ道。

雲取方面は直進です。 

 

 

 

 

 

 

私たちは奥宮へ向かいます。

これが一ノ鳥居?

 

 

 

 

 

 

神様がいそうな道。

 

 

 

 

 

 

こっちこっち。 

 

 

 

 

 

 

緑の靴はいた森の巨人たち。 

 

 

 

 

 

 

何て書いてあるの? 

 

 

 

 

 

 

 

こんな道、通ったっけ・・って また繰り返す。 

 

 

 

 

 

 

あ、あそこが奥宮じゃない? 

 

 

 

 

 

 

あ! 見覚えのある場所!

そうでした。

前回、隊長と二人の時は 私はあの東屋で待っていたんだ。

そしてここから隊長は一人で頂上ピストンしたんだった。

 

 

 

 

 

 

ちょうどこんな風に、私一人で待ってたんだ。

ここまで来た道が違ってたから全然記憶になかったんだね。

あの時と今・・・こんなに変わってしまった。

山じゃなくて心が。

 

 

 

 

 

 

両神が目の前に。

前来た時は両神の名前もわからなかった。

 

 

 

 

 

 

さあ! 今日は東屋で待ってないよ。

二ノ鳥居、私も進むよ。

 

 

 

 

 

 

 

今日は三人一緒だし。

タクシーの時間も気にしなくていいし。

 

           <中編>につづく・・・

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る