ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲初心忘るべからず 北奥仙丈岳&国師ヶ岳 <前編>

2011-09-06 07:00:00 | ▲2011年山行報告

歩いた日 2011年8月28日(日)

常念の後、頸椎ヘルニアになってしまったパパさん。

あれから1ヵ月とちょっとが経ちました。

コルセット+鎮痛剤+貼り薬 で 今は痛みは消え、普通に日常生活を送れるようになりました。

が、やはり重い荷物を背負っての長時間歩行は病を高じかねない・・・

ということで、パパを案じつつ隊長が選んだ山は、奥秩父最高峰の北奥仙丈岳と日本三百名山、国師ヶ岳。

・・・・懐かしい。

・・・・とっても とっても懐かしい。

ポレポレ隊の山リスト、2005年の2番目に登場する山。

あの時は山の事なんて全然知らなくて、登山靴も雨具も持ってなくて 

だけど隊長が行ってみたいって言うからドライブ気分で出かけたのがこのお山。 (当時はそんな名前の山があることさえ知らなかった)

だけどね、頂上からの眺めは台風一過も重なって素晴らしく、

南アルプスや八ヶ岳や遠くに北アも望めたり・・ (もちろんその時は何がなんだか全然わからず。 あ、今もか。

隣に居たオジサンが、「こんなに見える日はそうそうない」 って興奮してて、

「へぇ、そうなんだぁ」 って人ごとみたいに思ったっけ。

あの時からちょうど6回目の夏を迎えたポレポレ隊。

私たちはこの6年でどんな風に変わったんだろう。

同定できる山が、富士山だけじゃなくて槍も、ってなっただけじゃないのかな。

山(ウェア+ギア)を必要以上に揃えただけじゃないのかな。

相変わらずすぐに疲れちゃうし、下山はますます遅くなってるし

進歩どころか 後退してるんじゃなのかな。

でも、良くも悪くも 一つ一つの山からは 必ず何かしらの証跡をもらってる気がします。

つまりそれが 「経験」 てことなんだと思うのです。

それが実感できているのなら もうそれで十分なのかもしれないけど・・・。

まあ、とにかく その懐かしい場所へ6年前の足跡を探しに行ってみるとしよう。

 

 

 

 

 

 

珍しく予定時間の10分前に家を出発。 (3:50)

圏央道から中央高速へ入り、初狩PAで朝食を。

 

 

 

 

 

 

ナビは佐久から行けって言ったけど ポレポレ隊は勝沼から。

何でいつも佐久を勧めるのかね。

 

 

 

 

 

久々の大弛峠へ。

県道 杣口線から川上牧丘線に合流。

ここは通行止めがよくあるようなので 前日に確認済み。

途中で雨が降リ出した。

後部座席に座ってる隊長の心中が痛いほど私の背中に伝わってくる。

 

 

 

 

 

 

ええええええええっ!!!!!!!????

ビックリ仰天!

大弛峠の駐車場は止める場所がないくらい混んでました。

前日も雨だったし この日の予報もなんだかハッキリしなかったし

ガラガラだと思ってきたので・・・

甘かった。 

だってここは金峰山のスタート地点でもあるんだもんね。

なんとか置く場所を見つけてホッと一安心。

その後も次から次へと車が入ってきてました。

 

 

 

 

 

 

ほとんどの方たちが金峰方面に向かう中、ポレポレ隊は ポレポレと北奥千丈方面へ。 

小屋のメニューに ソソラレル。

 

 

 

 

 

目が覚めましたでしょ?(笑)

今日の手ぬぐい、スイカです。

三食スイカでも良いくらい大好きなのに 今年はあんまり食べなかったなぁ・・・

もう夏も終わりだね・・・しんみり。

 

 

 

 

 

 

何故にこんなにボケたかね。 

大弛小屋。 

 

 

 

 

 

 

地図で確認、忘れずに。 

心配していた雨はあれからすぐに止み、陽が射した!

・・・良かったよぉ。

 

 

 

 

 

そうそう、こんな木道歩いたっけ。

濡れてるから滑らないように気を付けようね。

木道のスッテンコロリンは会津駒で嫌ってほど経験したから。 

今日のパパは ザックなしの身軽歩行。

 

 

 

 

 

 

もちろん 〝夢" に向かって進みます。 

 

 

 

 

 

 

うんうん、こんな感じだった。

 

 

 

 

 

 

そうそう、夢の庭園! なんて素敵。 

6年ぶり。 来れるもんだね。

でもパパったら 「ここのどの辺りが夢なのかね」 って。

 

 

 

 

 

 

あそこと あそこと あそこら辺。

 

 

 

 

 

 

つまり全部。 

あなたの夢は何ですか?

 

 

 

 

 

 

天国への階段みたいだ。

でもまだ行かないよ。

 

 

 

 

 

 

ナナカマドの赤い実が 夏から秋へのバトンです。 

 

 

 

 

 

今日は身軽なパパさんですが

「大丈夫?」 といちいち何度も聞いてしまう。

だって、この程度でまた痛くなるようだったら

もう・・・歩けないかもしれないじゃん。

 

 

 

 

 

 

だから

いつも通りゆっくり行こ。 

 

 

 

 

 

 

ガス、かかってきたね。

 

 

 

 

 

 

今日のコース、半分くらいは木道なんじゃない? 

 

 

 

 

 

 

これなんだっけなぁ~ って一人言みたいにつぶやいたら

隊長が 「サルオガセ」 じゃない? って。

そうそう!そうだ! あんたすごいね。 

普通のお花は興味示さないのに こういうちょっと変わった物には惹かれるのね。

サルオガセも種類があるから難しいけど その仲間に違いない。 

 

 

 

 

 

 

咲いてるお花は キリンソウくらいでした。

ちょっと淋しい。 

 

 

 

 

 

 

岩ゴロゴロの道もあります。

そりゃぁやっぱり山ですから。 

 

 

 

 

 

角がない岩だね。

パパみたいだ。 

 

 

 

 

 

開けた場所はうれしい。 

 

 

 

 

 

 

立ち枯れた木と まだまだ枯れないパパさん。

歩いてる間だけじゃなくて レポの中でも気を使う妻。 

 

 

 

 

 

ん? 前国師か? 

 

 

 

 

 

 

そうでした。

懐かしい!

 

               <中編> につづく・・・

 

 

 



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