徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

高野山

2010年11月05日 | 旅行
昨日は天気が良かったのでカミサンと寺回りをした。 昨年の5月連休に熊野那智大社に初めて行った際に、カミサンが御朱印帳なるものを購入し西国三十三ヶ所の一番札所である那智・青岸渡寺の御朱印を記帳してもらったのを皮切りに、33の寺めぐりに付き合わされることになった。
今回は和歌山の紀三井寺、粉河寺と番外の高野山を回ったので、残りは姫路の円教寺と一乗寺の二ヶ所を残すのみとなっている。 寺めぐりというのも少々年寄り臭いが、まあこれが無かったら一生来ないであろう様な山奥や僻地をめぐる事になり、其れはそれで結構楽しいものである。それにしても、昔の人はなんであんなに不便な山奥をわざわざ選んで立派な伽藍を建てたのであろうか?仏教の教えの根本は煩悩の解消にあるので、女性から逃げて修行するためには山奥にこもるしかなかったのであろうか。
朝9時ごろ自宅を出発し、昼前に紀三井寺についた。紀三井寺は桜の名所で毎年、本州で最初の開花宣言がなされるソメイヨシノの標準木が境内にある。記帳を終えて近く(20km程)の粉河寺に移動し、途中で買ったコンビニ弁当を広げた。真っ青な秋晴れで良い天気だった。その後、時間があったので高野山に行こうか、ということで高野山へ向かった。行った方はご存知であろうが、こんな山奥に誰か住んでおろうかという様なくねくね道を上がった挙句に、忽然と仏教伽藍が空中都市のように姿を現す。開祖の弘法大師・空海は紀伊や四国の中央構造線沿に足跡を残しており、辰砂(水銀)を探していたという説があるがこの高野山も其れにあたる。
高野山は標高が高いので、すでに紅葉で所々赤く染まっていた。


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