徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

睡眠障害と遺伝子

2017年04月09日 | 病気

40代の頃から朝早く目が覚めるようになった。最近なんか朝どころか真夜中の1,2時ごろに目が覚めてなかなか再入眠できない。若いころは昼まで寝ていたのになんてこったい... なんて思っていたら興味深い記事が出ていた。

「不眠になりやすい体質」が判明?遺伝子と睡眠の意外な関係は

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20170407-00069573/

これによると、僕のように中途覚醒するヒトはFABb7という遺伝子に変異がみられることが判ったらしい。そしてこの遺伝子はオメガ3脂肪酸と関わっている。そこでピンと来たのが人類進化に係わる統合失調遺伝子のことだ。魯鈍なネアンデルタール人から閃くホモ・サピエンスが分かれた数個の遺伝子。脳のオメガ3代謝がちょっぴり変わったおかげで脳がくるくる動くようになった、代わりに発狂のリスクと不眠を得たのが現人類だろう。

睡眠といえば高速道路を運転してると猛烈な眠気に襲われることがある。こんな場合はPAに車を止めて5分か10分くらい寝るとすっきりして完全に眠気がとれる。本当に脳内の睡眠物質が溶けてしまった様にスッキリする。生きてる脳の中で起こってるプロセスだから解析は難しいだろうけど、誰かこの脳化学的プロセスを説明してほしいですね。

ということで、遺伝子起因なら死ぬまで中途覚醒は治らないね。あきらめて起きたら本を読むことにします。