結局、ハードフルキー付きAndroidへの欲求抑えきれずで、先日ExpansysでポチってしまったMotorola Milestone2がようやく到着。
ポチってのが5日だったので、かれこれ10日かかった計算になる。
春節で店が休みに入っていたというのもあるが、在庫ありの割に受付後に「入荷待ちもしくは倉庫間移動中」という状態のまま1週間ほど経っていたので、メーカーへ発注済みの入荷待ち在庫状態だったのかも知れない。
その間にポンドが値上がりしたので、日本円換算価格が5000円上がってしまっていたので、いいタイミングで購入したのかな。
で、初アンドロイドで勝手がわからない所はあるのだが、開梱してもマニュアルらしいマニュアルも無いし、事前にあちこちWebで調べたこともあり、とにかく色々いじってれば何とかなるだろうと。
● 見た目
とにかく薄い。Docomoの東芝T-01Bより少し厚みを感じるが、htc TouchPro(HT-01A)よりはるかに薄い。
青みがかった落ち着いた色合いは、写真で見るよりも上品に見える。
キーボード側と画面側の間の隙間があるという報告をWebで見たことがあったが、あまり気にならない程度だった。個体差があるのだろうか。
で、本体はいい感じなのだが、噂には聞いていたもののUK仕様のUSB変換ACアダプタがやはり巨大だ。
EXPANSYS製の予備バッテリ充電トレイ付きクレイドルの方にも同じアダプタが入っているのだが、オマケで付いてきたUKプラグ→JPソケットの変換器は1つしかない。
というより、そもそもUSB変換なので、付属のACアダプタを使う必要が無いか。
● SIMを入れる
電源を入れる前に、定額データのSIMをTouchProから外してMS2に。
SIMスロットは電池の上にあるのですが、これが硬い。しかもMicroSDスロットと一体化したカバーがついているので、単独でサックリ嵌るようなガイドになってない。
少し斜めにして咬ませた後にグイっといっちゃってください。カードの端子面が下向きですよ?
このあたりはユーザに媚びない欧米メーカって感じですな。
電源を入れると、噂のMotoblur登録画面が出てくる。通はSKIPするらしいのだが、初心者なのでとりあえず言われるままに登録。
登録しようにも通信できないと出来ないわけで、APNの設定を登録前にしなきゃいけない。・・・のだが、悩むまでもなく普通にAPNを「mopera.flat.foma.ne.jp」にして、moperaのアカウント・パスワードを設定すれば問題なく通信できた。定額データ@moperaじゃない場合は知らん。
● Motoblur
で、Motoblurというのは、Motorola社独自のAndroid用ホーム画面(および付属するウィジェット、サービス群)と、サポートWebまでを含めた「システム」を指すらしい。Experiaのタイムスケープを更に広げたようなものか。評判が悪いのは、Androidの標準daemonなんかもこっそり差し換わってたりするとかいうあたりなんだそうだが、ぶっちゃけそこまで深く立ち入らなくてもちょっと英語で不便とか、必要以上にバックグラウンドで動いてて電池持ちが悪くなるとか、その程度らしいのであまり気にしすぎてもいけないのではないかと思う。
ぶっちゃけ、国産PCを買うと入ってくるおまけアプリみたいなものだね。
で、初回起動時にMotoblurのアカウント登録だけじゃなく、GMailやFacebook、Twitterのアカウントも聞かれるので、言われるままに色々登録しとくと、デフォルトのホーム画面で友人の最新情報を教えてくれる。 ・・・いらんわ!
● とりあえず日本語対応に
海外端末を購入した場合、日本語化が面倒という印象があると思うが、気が付けばそうでもなかった。
必要なパッケージは、more locale2 と、simeji 。
どちらもAndroid Marketで無償で配布されているので、マーケットアプリで検索してダウンロードするか、PCからWeb版マーケットでインストール指定するか(後述)でインストールしておく。
Android初心者には敷居が高かったのが、インストールしたはいいけどどうすりゃいいの? というあたり。
アプリケーションについてはホーム「画面」の下の方にある■が4×4で並んでるアイコン(Android2.2の場合。Android2.1では○に▼のアイコンになってるかも。Android1.6では▲のアイコン)をタップすると、インストール済みアプリのアイコン一覧が出てくるのでそこから起動したいアプリのアイコンをタップすればよい。慣れない間は、スクロールしてアイコンを探すときに別のアプリを誤爆しがちだが。
Morelocale2を起動すると、変更したいロケール(言語と地域のセット)を選択するメニューが出てくる。
スクロールして探したけど日本語とかJapaneseとかの表記が見つからないので、インストールしたものが間違ったバージョンなのではないかと悩んだりするが、ここは落ち着いてメニュー一番上の「Custom Locale」という緑字をタップ。ここでLanguageに ja 、Countryに JP を入れてやれば無事日本語になるので、あとはバックボタン(Uターンマークのハードキー)を押してホーム画面に戻ってください。
# ちょっとカスタマイズ後の画面でデフォルト状態とは違うけど、スクリーンキャプチャを載せておきます(2/20)
次は日本語入力(IME)のsimeji。
こちらは入力方法の選択なので、ホーム画面で設定キー(■と□が2×2で並んでいるハードキー)を押して、画面に出てきたメニューの「設定」をタップ。
設定メニューが英語のままなのは仕方ないので置いといて、少し下の方にある「Language and Keyboard」を選びます。「Input Method」 が Swypeになってると思うので、ここをタップして Simeji を選びましょう。
必要があれば、ここの「Simeji settings」で色々設定変更ができます。もっとも、設定変更画面の呼び出しはSimejiソフトキーボードの「あa」長押しの方が簡単ですね。Simeji設定の詳細は「Simeji 設定」とかでグーグル先生に聞いてください。
● ROM入れ替え
UKファームでは3G通信の周波数帯がバンドI/VIII(UMTS 900/2100MHz) なので、使えるかどうかは不明ではあるけれどFOMAプラスエリアのバンドVI(800MHz)を包含しているバンドV(850MHz)に対応しているブラジル版のROMに書き換えてみました。
手順はBooleeさんのブログに詳しく載っているので割愛。
USBドライバは、Milestone2をPCにUSB接続すればサポートソフトのインストーラが外部ドライブとして読み出せるので、そこからインストール&最新化すればいいようです。というか、個別にインストールしてません。
RSD-liteはそのまんま拾ってきてインストール。
ファームウェア(sbfファイル)は、and-developersから最新のブラジル版MILS2_U6_3.12.0を入手して解凍。
あまり深く考えずに、RSDでデバイスが認識されていることを確認したらsbfファイルを指定してGO。
しばし待つ間に完了です。
morelocale2とsimejiの再設定をして完了。
そういえばバックアップしていませんでしたが、結果オーライってことで。
# 結局はFOMAプラスエリア摑まないらしいですけど、それなりにバグ取りが進んでいるらしいのでこれも結果オーライってことで。
● この辺で疲れた
その後いろいろな無料アプリをマーケットで拾ったりしていたのですが、流石にインフル明けで疲れていたので続きは明日以降に。
ポチってのが5日だったので、かれこれ10日かかった計算になる。
春節で店が休みに入っていたというのもあるが、在庫ありの割に受付後に「入荷待ちもしくは倉庫間移動中」という状態のまま1週間ほど経っていたので、メーカーへ発注済みの入荷待ち在庫状態だったのかも知れない。
その間にポンドが値上がりしたので、日本円換算価格が5000円上がってしまっていたので、いいタイミングで購入したのかな。
で、初アンドロイドで勝手がわからない所はあるのだが、開梱してもマニュアルらしいマニュアルも無いし、事前にあちこちWebで調べたこともあり、とにかく色々いじってれば何とかなるだろうと。
● 見た目
とにかく薄い。Docomoの東芝T-01Bより少し厚みを感じるが、htc TouchPro(HT-01A)よりはるかに薄い。
青みがかった落ち着いた色合いは、写真で見るよりも上品に見える。
キーボード側と画面側の間の隙間があるという報告をWebで見たことがあったが、あまり気にならない程度だった。個体差があるのだろうか。
で、本体はいい感じなのだが、噂には聞いていたもののUK仕様のUSB変換ACアダプタがやはり巨大だ。
EXPANSYS製の予備バッテリ充電トレイ付きクレイドルの方にも同じアダプタが入っているのだが、オマケで付いてきたUKプラグ→JPソケットの変換器は1つしかない。
というより、そもそもUSB変換なので、付属のACアダプタを使う必要が無いか。
● SIMを入れる
電源を入れる前に、定額データのSIMをTouchProから外してMS2に。
SIMスロットは電池の上にあるのですが、これが硬い。しかもMicroSDスロットと一体化したカバーがついているので、単独でサックリ嵌るようなガイドになってない。
少し斜めにして咬ませた後にグイっといっちゃってください。カードの端子面が下向きですよ?
このあたりはユーザに媚びない欧米メーカって感じですな。
電源を入れると、噂のMotoblur登録画面が出てくる。通はSKIPするらしいのだが、初心者なのでとりあえず言われるままに登録。
登録しようにも通信できないと出来ないわけで、APNの設定を登録前にしなきゃいけない。・・・のだが、悩むまでもなく普通にAPNを「mopera.flat.foma.ne.jp」にして、moperaのアカウント・パスワードを設定すれば問題なく通信できた。定額データ@moperaじゃない場合は知らん。
● Motoblur
で、Motoblurというのは、Motorola社独自のAndroid用ホーム画面(および付属するウィジェット、サービス群)と、サポートWebまでを含めた「システム」を指すらしい。Experiaのタイムスケープを更に広げたようなものか。評判が悪いのは、Androidの標準daemonなんかもこっそり差し換わってたりするとかいうあたりなんだそうだが、ぶっちゃけそこまで深く立ち入らなくてもちょっと英語で不便とか、必要以上にバックグラウンドで動いてて電池持ちが悪くなるとか、その程度らしいのであまり気にしすぎてもいけないのではないかと思う。
ぶっちゃけ、国産PCを買うと入ってくるおまけアプリみたいなものだね。
で、初回起動時にMotoblurのアカウント登録だけじゃなく、GMailやFacebook、Twitterのアカウントも聞かれるので、言われるままに色々登録しとくと、デフォルトのホーム画面で友人の最新情報を教えてくれる。 ・・・いらんわ!
● とりあえず日本語対応に
海外端末を購入した場合、日本語化が面倒という印象があると思うが、気が付けばそうでもなかった。
必要なパッケージは、more locale2 と、simeji 。
どちらもAndroid Marketで無償で配布されているので、マーケットアプリで検索してダウンロードするか、PCからWeb版マーケットでインストール指定するか(後述)でインストールしておく。
Android初心者には敷居が高かったのが、インストールしたはいいけどどうすりゃいいの? というあたり。
アプリケーションについてはホーム「画面」の下の方にある■が4×4で並んでるアイコン(Android2.2の場合。Android2.1では○に▼のアイコンになってるかも。Android1.6では▲のアイコン)をタップすると、インストール済みアプリのアイコン一覧が出てくるのでそこから起動したいアプリのアイコンをタップすればよい。慣れない間は、スクロールしてアイコンを探すときに別のアプリを誤爆しがちだが。
Morelocale2を起動すると、変更したいロケール(言語と地域のセット)を選択するメニューが出てくる。
スクロールして探したけど日本語とかJapaneseとかの表記が見つからないので、インストールしたものが間違ったバージョンなのではないかと悩んだりするが、ここは落ち着いてメニュー一番上の「Custom Locale」という緑字をタップ。ここでLanguageに ja 、Countryに JP を入れてやれば無事日本語になるので、あとはバックボタン(Uターンマークのハードキー)を押してホーム画面に戻ってください。
# ちょっとカスタマイズ後の画面でデフォルト状態とは違うけど、スクリーンキャプチャを載せておきます(2/20)
次は日本語入力(IME)のsimeji。
こちらは入力方法の選択なので、ホーム画面で設定キー(■と□が2×2で並んでいるハードキー)を押して、画面に出てきたメニューの「設定」をタップ。
設定メニューが英語のままなのは仕方ないので置いといて、少し下の方にある「Language and Keyboard」を選びます。「Input Method」 が Swypeになってると思うので、ここをタップして Simeji を選びましょう。
必要があれば、ここの「Simeji settings」で色々設定変更ができます。もっとも、設定変更画面の呼び出しはSimejiソフトキーボードの「あa」長押しの方が簡単ですね。Simeji設定の詳細は「Simeji 設定」とかでグーグル先生に聞いてください。
● ROM入れ替え
UKファームでは3G通信の周波数帯がバンドI/VIII(UMTS 900/2100MHz) なので、使えるかどうかは不明ではあるけれどFOMAプラスエリアのバンドVI(800MHz)を包含しているバンドV(850MHz)に対応しているブラジル版のROMに書き換えてみました。
手順はBooleeさんのブログに詳しく載っているので割愛。
USBドライバは、Milestone2をPCにUSB接続すればサポートソフトのインストーラが外部ドライブとして読み出せるので、そこからインストール&最新化すればいいようです。というか、個別にインストールしてません。
RSD-liteはそのまんま拾ってきてインストール。
ファームウェア(sbfファイル)は、and-developersから最新のブラジル版MILS2_U6_3.12.0を入手して解凍。
あまり深く考えずに、RSDでデバイスが認識されていることを確認したらsbfファイルを指定してGO。
しばし待つ間に完了です。
morelocale2とsimejiの再設定をして完了。
そういえばバックアップしていませんでしたが、結果オーライってことで。
# 結局はFOMAプラスエリア摑まないらしいですけど、それなりにバグ取りが進んでいるらしいのでこれも結果オーライってことで。
● この辺で疲れた
その後いろいろな無料アプリをマーケットで拾ったりしていたのですが、流石にインフル明けで疲れていたので続きは明日以降に。