planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

今の子どもはキレるといわれるが、脳科学で解明したい

2008年06月11日 | (´・ω・`)
秋葉原の白昼通り魔事件を受けて、政府閣僚がまた色々と言い始めている。

秋葉原通り魔:有害情報規制に努力 増田総務相
掲示板の犯行予告を迅速にキャッチアップしたい、という事なんだろうが、世の中に掲示板がどれだけあるのか。警察が対応しきれるのか、という懸念は拭えないけれど、確かに犯行予告を出すような奴は、止めて欲しいか目立ちたいかのどちらか=本気で人を殺したいわけじゃない、という気もするので、迷惑だから予告の段階でさっさととっつかまえて隔離してしまうに限る。
できれば、二度と人里に出てこないようにするか、暗示にでもかけて二度とそんな行為ができないようにして欲しいぐらいだ。

しかし、上記の記事で、渡海文科相の発言「今の子どもはキレるといわれるが、脳科学で解明したい」というのはいささかピントが・・・

そうじゃないだろ、まず子供の躾からだろうと。脳と知育の仕組みも大事だが、DQNが育てる第二世代DQNとか、他人の痛みを分かち合えない過保護環境とか、文科省で取り組むべき課題は多々あるのではないかと。
教師のやることに親が口出しをしすぎないようにする取り組みとか、DQNな親なら子供を全寮制で隔離して真人間にするとか、そのぐらいやらないといかんのではないかと。更にそれ以前に、極端な偏向教師やモラルの低い教師をなんとかすべきじゃないのか。
ってのは極論だけど、もし脳科学のアプローチから子供の「キレ」を解明したとして、何が出来るのかと思うわけですよ。

仮に、脳の致命的欠陥がある時期に生じてしまうなら、その子供はもう立ち直れない事になる。優生政策なんか今のご時勢で実施できるわけはなし、暗黙の脳カーストが形成されたら、とても嫌な社会になりそうだ。
コメント
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