コッシ―ニャを訪ねて～娘のブラジリア訪問２～

娘と仲良しのラリッサちゃんは、大学時代すぐ近くのコンドミニオに住んでいました。

大学から直線距離にすればすぐ近く。

でも残念なことに真っすぐ通る交通機関はありません。

しかも　夜になると寂しいぐらいの新興住宅地。

学部は違っても意気投合した二人、帰りが遅くなる時にはいつも連れ立って帰ってきていたそうです。

そんな二人が大学時代によく連れ立っていったカフェがあります。

土曜日の朝８時にブラジリアについた娘と出迎えてくれたラリッサちゃん、直行です！

カフェ（コーヒー）、ボーロ（ブラジルの素朴なスポンジケージ）、真ん中の揚げ物はコッシ―ニャ。

コッシ―ニャはブラジルではどこでも食べられる軽食（サルサルガジーニョ）

鳥のもも肉を茹でて割いたものと茹でてつぶしたジャガイモを混ぜて揚げたものです。

娘の好物で、デンマークに留学していた時にも寮で作ってお友達にお振る舞いしたこともありました。

母も大好きよ

娘によると「ここのがブラジルで一番おいしい！」のだそうです。

大学時代の素朴な、でも大切な時間を紡いだ朝ごはん。

 

そして、これが今の娘たちを表す朝ごはん．．．とでも申しましょうか。

　豪華やーん！

　ルッコラとベーコン？

　サーモン燻製？

 

　

それぞれ　自分の世界でがんばっている二人の「パワフル＆ゴージャス朝ごはん！」

 

どちらの朝ごはんも　それぞれ素敵です！

 

 

 

 

イッペーを訪ねて～娘のブラジリア訪問１～

娘、この時期恒例のブラジリア旅行に行ってきました。

ワクチン打った　次の日よ。

まだ免疫力ついてないっつーの！

副反応が強く出たら　どうするつもりなの？！

母の口うるさい小言を受け流し、行ってきました。

なぜこの時期かって？

これこれ．．．

　満開のイッペーを見に！

娘が勉強していたブラジリア大学構内には、こんな立派な花をつけるイッペーの木がわんさかあるのよ。

残念ながら今年は．．．

　まだ早かったそうです！

気象の具合か、今年は開花が遅れているのだそうです。

それでもUNB（ブラジリア大学）時代の仲良しのお友達に会って、

一緒に日本に旅行したラリッサちゃん

　猫友達マルくん　

　ここまで来て走る！しかも３人で！

ホント　仲良しねー。

夜はマルくんが頑張って作ったお好み焼きを．．．

　堪能！！

ナイフとフォークでお好み焼きって　どーよ！

　このお洒落なテーブルセッティング

これだけで　お好み焼きが町のお好み焼き屋の味からおしゃれレストランの味にグレードアップだわ！

悲しいことに日本人家庭の我が家には　こういうお洒落なテーブルセッティングをする習慣がないのよね！

テーブルに花って言うのが　おしゃれ度120％アップだよねー。

娘よ　こういうお友達を見習ってくれたまえ。

そうそう、娘　ブラジリアのおいしいものもたくさん堪能してきたようで．．．

あら、こんなに長くなっちゃった！

それで　また次回！

 

 

冷や冷や～

あっちっちの日曜日。

お昼は何にしようかな？

冷たいものにしたいけど、味がはっきりしたものがいいな。

ちょうど青じそも手に入ったので、麵にしよう。

娘が南アフリカに旅行に行ったときに、情報をくださったyukettaさんのインスタグラムにたくさん冷やスパのバリエーションが上がっていたな。

よしよし　参考にしよう！

yuettaさんの冷スパには釜揚げシラスが使われていたけれど、アマゾンでは夢のまた夢の食材。

っていうか、関東内陸部出身の私には、シラスは乾燥が日常の品。

何か代用にできる品はないかしら。

ストックしてある食材をゴソゴソ。

これこれ！

　ホタテの水煮缶！

前回　夫が日本から持ち帰ったものだから、３年選手？

そろそろ　食べないといけないよね。

ボールに開けて、刻んだ青じそを入れ、塩　コショウ　リモン　オリーブオイルで調味したところに、茹でて冷やしたスパゲティを混ぜ混ぜ。

　野菜を添えて完成！

冷やスパ経験があまりない夫は　恐る恐る食べていましたが、結局は「おいしい」（お世辞も入ってる？）と言って　完食してくれました。

私は好みの味なので　もちろん満足。

「釜揚げシラス」は無理だけど、夫がサンパウロに行ったら　また淡白な味の缶詰を買ってきてもらおう。

多少高くても　ホタテの水煮なんかがあるといいけど、何かいい代用品はないものか。

考えていると楽しくなりますな。

アイデアくださったyukettaさん ありがとうございました

 

TOKYOオリンピック物語～誰のために戦いますか？～

終わっちゃいましたねー、TOKYOオリンピック。

閉会セレモニー　なかなか面白かったですが、いまいち盛り上がりに欠けていたと思うのはペケママだけ？

まあでも　細かいことはさておいて、オリンピックの大会進行そのものを左右するような大きなトラブルが起こらなかっただけでも　ありがたいことでございます。

 

さて、今回ブラジルは302人の選手団を日本に送りました。

選手の内訳は、スポーツクラブ所属者が多いということは知られていますが、実はこの中の３分の１、91人の選手は「ブラジル国軍」所属の選手でした。

今年においては91人中44人が海軍、26人が陸軍、21人が空軍です。

ブラジルでは2008年に国防省とスポーツ省がタイアップして「スポーツ強化選手プログラム」を立ち上げました。

この中で　国は有望な選手に十分なバックアップをし、国際大会においてメダル獲得に貢献できるよう育成していきました。

プログラムの成果はすぐに表れ、パンアメリカン大会などで多くの選手がメダルを獲得しました。

しかし、このメダルを授与されるとき　彼らがミリタールの常として敬礼をすることが大きな問題になりました。

ブラジルは1964年から1985年まで「軍政国家」でした。

政治の実権をミリタール「国軍」が握っていたんですね。

その時代の「軍国主義」を彷彿とさせる行為を国際大会ですることは、民主主義国家の選手としてふさわしいのか？と疑問に感じる人が多くいたのです。

特にボルソナーロ大統領が就任して以来「軍政国家への傾倒」を懸念する声が多く、そうした意味からも今回のオリンピックで選手の「敬礼」を疑問視する声が多く上がっているのではないかと思います。

確かに　ほかの国の選手でメダルを授与されるときに「敬礼」しているのって見なかったような．．．

見た方いらっしゃいます？

 

「敬礼」していた選手が上部からすることを強いられてしていたのか、それとも表彰台に上がって国旗が上がって国歌が流れると「自動的に」敬礼しちゃうのか　定かではないですが、確かにちょっと違和感があったかもしれませんね。

まあ、なにはともあれ「メダルがとれた」から、こんな議論が持ち上がっているのですが。

 

 

TOKYOオリンピック物語～オリンピックサッカーは別腹～

さて、オリンピックもいよいよ大詰めを迎えております。

日本国内　始まる前はなんだかんだ　すったもんだもありまして、終わった後も難題山積のようですが、とりあえず大きなトラブルもなく最終日を迎えられそうでよかったです。

 

というわけで　今日はサッカーの決勝がありました。

ブラジルVSスペイン

好カードでございます。

朝８時から？というのでサクサクっとお買い物を済ませて家に戻る．．．

つもりだったのですが、ペットショップでキャンペーンのお姉さんに引っ掛かり、山ほど景品をもらって　にっこり笑ってお姉さんとお写真なんてとっているうちに、あっという間に９時過ぎてたわ。

あら　まいった！

家に帰っても洗濯やら何やらやっていて、結局テレビをつけたのは午前10時過ぎ。

試合はすでに延長戦に入っていました。

で、結果は　あの通り。

見事　金メダルでした！

オリンピックでは２回目の優勝ですって。

そう、ブラジル国民　あんまりオリンピックサッカーに興味ないのよね。

今回も買い物しててもお店の中の人、だれも話題にしていないし　もちろんテレビ見ている人もいないし、試合が終わって優勝だったのに花火の一発も上がらなかった。

試合中も歓声の一つも上がらないし、ブブゼイラの音もしない。

静かなもんだったわー。

盛り上がってたのは　テレビのみ！

昔　誰かに「オリンピックのサッカーは　どの国も本当の「とっておき」の選手は出さないから　つまらないんだ。」ということを聞いたことがありますが、そのせいなの？

みんなオリンピックサッカーはワールドカップとは　完全に違うものみたいでした。

でもでも、勝ってうれしいのはワールドカップもオリンピックも一緒よ。

選手や関係者の皆さん　おめでとうございました！

 

娘のワクチン接種

乳幼児のころから娘が予防接種を受ける時には、すさまじい泣き声が病院内に響き渡るのでした。

そんな「Chorazonaー泣き虫娘」もすくすく成長し、御年25歳になられました。

というわけで、娘にもようやくコロナワクチンの接種の順番が回ってまいりました。

本当は朝一で出かけるつもりだったらしいですが、午前中仕事の会議が入ってしまったとのことで、お昼からの出発！！

ドライブスルーでGO　GO！

接種会場の状況を確認したら、比較的すいているとのことだったらしいのですが、会場についてみたら．．．

　車は長蛇の列。

　のんびり行きましょう！

　会場到着。ここまで１時間半！

さて　娘、泣くか叫ぶか、はたまた敵前逃亡か？！

　おや　意外に素直に接種

　無事　接種完了！

接種したのはCORONAVACだったということです。

これは原料が中国製のワクチンで、ボルソナーロ大統領が「これを打ったら　ワニになる！」と言ったしろものです。

幸い娘はまだワニになっていないみたいだけどね。

そんなわけで、娘も無事に１回目接種終わりました。

来週はペケママの２回目接種です！

 

 

桜に思う

娘から写真が送られてきました。

桜！

日本の桜みたいな桜！

赤みが強い「寒緋桜」じゃない　優しいピンク色の日本の桜？

やっぱり寒さのあるサンパウロだと咲くのねー。

リオにはなかったものね。

そういえばサンパウロ近郊、標高の高いところにある　カンポスドジョルダンという町では　毎年「桜祭り」が行われます。

桜は遠い日本から移住してきた人たちの　日本への思いを見つめ続けてきたのでしょう。

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今日８月６日は広島に原爆が落とされた日。

ブラジルの桜は遠く離れた場所から、日本のこの日をずっと見続けてきたのです。

伝助ラーメンへようこそ！「ちょい辛 肉みそラーメン」

お、ペケママさん　今日はなんだかもっさりした格好で　どうした？

え？朝　寒くって　薄手のシャツではいられなかったって？

そうだね～　明け方けっこう降ったしね。

気温が一気に下がったって感じだよね。

でも今はお日様もカンカン照って、良い感じじゃないかい？

それはそれで、気温が上下しすぎて体がしんどいって？

．．．はあ、ババアは面倒くさいねえ．．．

いやいや、言ってないよ、ペケママさんがババアだなんて！！

じゃあ、今日はそんなペケママさんに「喝っ！！」を入れてもらえるような、パンチのあるやつ　作っちゃおうかな。

どうだい？

「ピリ辛　肉みそラーメン」

肉みそラーメンは今までも散々作ってきたけど、今日は肉みそに「ピメンタ　マラゲッタ」を一つだけ刻んで入れてみたんだよ。

かなーり辛さが出るからね、その分味付けの砂糖と味噌、オイスターソースなどを少し多めにして辛さが前面に出ないようにしてね。

そしてスープはあっさり薄めの塩味。

ピリ辛肉みそと混ぜて食べるとちょうど良いって寸法さ！

ほら、身体がポカポカ温まってきただろう？

どんどん汗も出てきて、良い感じだねえ。

え？暑くなってきたから　ビールを一本って？

はあ、まったくババアは手がかかるよ．．．

TOKYOオリンピック物語～イタロ・フェへイラ～

サーフィンUSA～

というわけで、ブラジルは結構世界で活躍しているサーフィスタが多いのよ。

海岸線長いしねー。

今回のオリンピックでブラジルに初めて金メダルをもたらした　イタロ・フェへイラもそんなサーフィスタの一人です。

彼はRio Grande do Norte州の小さな海沿いの町に、貧しい漁師の子供として生まれました。

８歳のころ　ほかの多くの子供たちと同じように、アイスボックス用の発泡スチロールの板でサーフィンを始めました。

イタロはすでにそこでほかの子供たちとは違った才能を発揮します。

息子の才能を信じた父親は　お金を工面して、彼が10歳の時に本格的なサーフボードを買い与えました。

イタロはそのサーフボードで地域の大会に次々に参加しました。

2014年、20歳のころから世界的な大会に参加をはじめ、次々にタイトルを得てきました。

そして今回のTOKYOオリンピック。

実は今回、彼は日本に来る途中にアメリカでパスポートを盗難されてしまいました。

すったもんだの騒動がありまして、それでもようやく日本行きの飛行機に乗り込むことができました。

ところが今度は台風による飛行機の遅れ。

彼は空港から直接競技会場となる千葉県の釣が先海岸に向かいました。

競技には何とか間に合ったものも、今度はサーフボードが壊れるというアクシデント。

いや、踏んだり蹴ったりです。

それでも彼は　そんなこと一つ一つを自分の糧とし、素晴らしい演技を見せてくれました。

今後彼は故郷の町に戻り、子供のためのサーフィン団体を立ち上げ、子供たちがまっすぐ育つことの手助けをしていくということです。

猫だより

２か月に一度の「髪切りや師匠　詣で」。

今日のお約束は午後１時半。

お約束の10分前に師匠のところに到着しました。

「髪切りや」と言っても立派なサロンがあるわけではありません。

ご自宅の一角にささやかなサロンが建っています。

お一人でやってらっしゃるので、お一人で仕切れるだけの広さです。

そのかわりご自宅の敷地は広大。

普通は門の前についたらクラクションを鳴らしたりして知らせます。

すると師匠が出てきて門を開けてくれるというシステム。

 

本日も門に到着、さて．．．

と思ったら　向こうのほうに何かいるよ。

師匠のお宅にはわんこが４匹います。

そのうちの一匹が出てるのかな？

それにしてはワンワン吠えないなあ．．．

不思議に思い　車から降りてよくよく見たら．．．

 

猫でした！

 

師匠のお宅にはワンコの他にさらにニャンコが６匹！

ついこの間まで８匹だったんですけどね。

お空に旅立ったり、姿を隠したり、２匹がいなくなってしまいました。

イケメン猫だった　キムタックン

　顔はすごいが心優しい　サブちゃん

 

髪を切り終わり　帰ろうとすると　３匹の猫たちがわらわらと出てきました。

誰にでも人懐こい　シロちゃん。

この子は母猫と兄弟とで師匠の家に現れました。

やせ衰えていた母猫はまもなく旅立ってしまいましたが、師匠家族の手厚いケアで　兄弟猫ともどもでっかく育ちました。

向こう側が私が犬と間違えた　タマちゃん。

昔ひどい皮膚病でしたがめでたく完治しています！

向こうのほうを歩いているのが、あんこちゃん。

昔　ペケママが職場近くで捕獲したニャンコ。

犬と戦って足を怪我していました。

避妊手術をさせ、足のケガも一段落したところで師匠のお宅に引き取っていただきました。

野良時代は先日旅立ったプレッタばあさんの好敵手でした。

　呼んでません！！

おとなしくお空でお休みくださいな！

昔は立派なシャムだったのに、いつの間にか名前の通りに「あんこ色」になってるわ。

昔取った杵柄か、犬を全く怖がらない、犬の群れの真ん中をのっしのっしとのし歩いているそうです。

さすが、ペケママの肝いり猫！

 

師匠のところには２か月に一度は行くけれど、３匹ものニャンコの歓待を受けたのは久しぶりだったわ。

ちょっとうれしい午後でした