自主製作した、
もうちょっとスマートに言うと
オリジナルの
こちら
この中から何回かに分けて曲を少しご紹介したいと思います。
今回は「もりの月夜」
この曲は年中の生徒さんが作った4小節のメロディーが基になっています。
それにフランス民謡の「月の光に」を付け足しました。
前半は生徒さんは伴奏を弾きます。「月の光に」は後半に登場しますが、生徒さんは手を交互に動かしながらそのメロディーを演奏します。
導入期の連弾と言えば、生徒さんはメロディー、先生が伴奏というスタイル。
しかし、この曲ではその定型を取っていません。様々なスタイルの曲に馴染んでほしいからです。
導入期の教本は、右手メロディー、左手伴奏というものが多いと思います。しかし、そのパターンに慣れてしまうと、それ以外は出来ない事態が生じます。
実際に引き継ぎの生徒さんで、その定形外の楽譜になると目が音符を追えなくなる、頭が混乱し手が動かせなくなるという人たちに何人も出会いました。
「不思議な音の国」の教本は、メロディーの受け渡しから始まり、左手にメロディーが出てくるものや、途中でメロディーが上声部から下声部に移行するものもあります。
他の教本に比べるとそのような意味で偏りはありません。
それを連弾でも経験してほしいと思いアレンジしました。
お手元に1冊、是非