手首はピアノにとって呼吸する場所ですが、無呼吸状態を改善していると今度は息を吸いっぱなしになり音が出せなくなる生徒さんがいます。
スラーの終わりや休符で手首を持ち上げたり、長いフレーズは力を抜く場所が何か所かあると思うのですが、そこで手首を持ち上げることをやっていると、今度は手首を下げることを忘れてしまい、次の音を出すときに突っつくしかなくなり本人も「???」になってしまう場合があります。
音を出すときはまた元の状態に戻すわけで、息を吐きながら手を下すとそこで手首を持ち上げていた力が抜けさらに脱力できると思います。
これを運動能力と言っていいのかはわかりませんが、何も言わなくとも元の状態にスッと戻すピアノ歴半年未満の生徒さんもいれば、やっと手首を持ち上げられたら今度は下せないという長いピアノ歴を持つ生徒さんもいます。
体のコーディネート力というのでしょうか。
そんな大袈裟なものではないと思いますが、年齢や経験に関係のないものは確実に存在します。
そして、無意識で出来るから良いと言うものでもないと思います。
いつの日か実を結ぶ日が来ることを信じてレッスンをするのが先生の仕事だとつくづく思います・・
スラーの終わりや休符で手首を持ち上げたり、長いフレーズは力を抜く場所が何か所かあると思うのですが、そこで手首を持ち上げることをやっていると、今度は手首を下げることを忘れてしまい、次の音を出すときに突っつくしかなくなり本人も「???」になってしまう場合があります。
音を出すときはまた元の状態に戻すわけで、息を吐きながら手を下すとそこで手首を持ち上げていた力が抜けさらに脱力できると思います。
これを運動能力と言っていいのかはわかりませんが、何も言わなくとも元の状態にスッと戻すピアノ歴半年未満の生徒さんもいれば、やっと手首を持ち上げられたら今度は下せないという長いピアノ歴を持つ生徒さんもいます。
体のコーディネート力というのでしょうか。
そんな大袈裟なものではないと思いますが、年齢や経験に関係のないものは確実に存在します。
そして、無意識で出来るから良いと言うものでもないと思います。
いつの日か実を結ぶ日が来ることを信じてレッスンをするのが先生の仕事だとつくづく思います・・