おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

調律師さん視点による音色の仕組み

2021年04月06日 | 重力奏法
オーストリア在住の調律師さんが、ピアノ構造視点で音色についてお話されています。

メーカーによって出したい倍音と出したくない倍音があるお話、ハンマーの弦を叩く位置が変わることで音色が変化するお話など興味深いです。

打鍵の方向や手首の高さなど、演奏する時に考えていたことが、ハンマーが弦を叩く位置を変えていたことであると知りました。

アコースティックピアノが脳に良いとも言われているのは、このような細かな音色の変化を弾き方によって変えられるからかと思いました。

どうすればその音楽に合うか、その部分に相応しいか。
それを弾いている間、ずっと考え、聴き続けます。

脳のためにピアノを弾いているのではありませんが、アコースティックピアノが自然に脳を働かせてくれていたのだと思いました。


”音色が変わるとき”【ピアニストを目指す人向け】~調律師によるガチの構造説明シリーズ5回目~
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