おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

Die Russische Klavierschule Band1

2018年08月27日 | 楽譜の話題
ドイツの「ロシアンピアノスクール」(Die Russische Klavierschule)というテキストを買ってしまいました。



ゴリン先生の「不思議な音の国」をメインのテキストにしておりますが、保護者の方にはどうやら”曲を弾いている気がしない”らしいです。

私は十分楽しめると思っているのですが・・

「初めての音楽の出会い」(ロシアのテキスト)や「はじめの一歩」にも載っている<こいぬたちのワルツ>を生徒さんたちに弾いてもらうとほとんどの保護者の方は”曲が弾ける”とおっしゃいます。

<こいぬたちのワルツ>は<トトトのうた><チヤップスティックス>という曲名で親しまれている曲です。

実はこの曲、私がまだピアノを習っていない頃に一本指で弾けると一番最初に教えてもらった曲です。
後半の音が跳ぶところ、半音で動く所も全部記憶を頼りに弾いて覚えました。聞き覚えというものです。(楽譜にはそこまで載っていません。最初の8小節だけです。)

「初めての音楽の出会い」は進みがとっても速いので、伴奏が素敵な「ピアノパレード」やヤマハの「ピアノスタディ」も活用しておりますが、もっとネタがほしいと思い「Die Russische Klavierschule」を注文しました。

Band1、2、Spielbandの3冊です。

最初はこのような曲です。

馴染みのある曲(ドイツ人にとって)を歌いながら弾きます。
16曲あり、そのあとにノンレガートで弾くものが20曲位続きますのでこれも全てノンレガートでOKのようです。
そもそもロシアンメソッドはノンレガートから始めますので迷わずノンレガートです。

ゴリン先生のテキストもですが、歌の歌詞がついているのは子供たちにとっては覚えやすくて良いと思います。
このドイツの楽譜は当然ドイツ語ですので、歌うとしたら日本語を考えなければ・・です。

急に思い出しました!
私はヤマハの幼児科出身なのですが、フランス語の歌を2曲歌ったことがあります。
その内の1曲がみんなのお気に入りで、意味は覚えておりませんが大声でみんな歌っていました。
消防士の歌だったか、郵便屋さんの歌だったか・・赤い服を着ていたイラストがあったような・・

遠すぎる記憶。

ということは、無理に日本語ではなくとも子供は面白がって歌うこともあるのでドイツ語もOK?
ん~、カクカクしたドイツ語、微妙です・・

このテキストの最後にロシアのテキストで見つけたものと同じものが載っています。
スケール、転回和音、ブロークンコード、アルペジォがまとめて練習できるものです。


Band1の最後の曲はこちら。

ちょうど初級修了まで使えそうです。
この1冊に色々と入っているので(162曲)曲を探す手間が省けそうです。
この他に軽めの曲や、連弾、邦人作品を弾いてもらうと結構充実した初級の時期を過ごしてもらえそうです。

これで発表会の選曲も楽になるかも・・

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