今月、生徒さんたちに聴いてもらっている作曲家、ガーシュウィン。
私の予想では、ラプソディー・イン・ブルーは聞いたことがあるだろう、でした。
聞いたことがなくとも、聴きやすいのではないかと思っておりました。
ところが、生徒さんたちが気に入った曲に選んだのが、ピアノ協奏曲ヘ長調。
な・なぜ?
ガーシュウィン自身が演奏をしている、アイ・ガット・リズムなんて、短いですし絶対面白いはず、と思っておりました。
しかし、選ばれていない・・
スワニーは予想通り聴きやすかったようですが。
ヘ長のコンチェルトはアムランの演奏です。
彼の演奏は生ではまだ聴いたことがないのですが、あの音は一度生で聴いてみたいと思っています。
とても美しく洗練されています。
聴き始めると、聴き入ってしまいます。
アムランに魅了されて生徒さんがこの曲を選んだとしたら、結構嬉しいです。
同じ曲でも演奏者によって曲の印象はかなり変わります。
良い曲だと思っていたのに、あれ?と思うこともあればその逆もあります。
さて今回、パリのアメリカ人が気に入った生徒さんがいました。
映画を見たようで、面白いのでぜひ先生も見てみて下さい、と。
おー、映画があるのかと初めて知り、ミュージカルになっていることを知りました。
しかも、昨年イギリスでバレエダンサーのキャストにより新たな映画が作られたことも知りました。
youtubeでは1951年のものを断片的に見ることが出来ます。
生徒さんに、ぜひと言われたらこれは見なければと、思います。
この生徒さんは一歩先を行く生徒さんで、与えられたものだけで終わらない所がいつも素晴らしいと思っています。
彼女はお母様と一緒にこの作曲家シリーズを見ているようで、お母様ご自身も音楽のことをよく知らないので知りたいと思う気持ちがあります。
一緒に学ぶことを実践していらっしゃいます。
初めから子供一人に任せてしまっては、知恵は付きません。
こうやって学ぶ、ということを見せてくれる存在がそばにいること、その有難みに気付く時はもう少し先かもしれませんが・・
絵も描いてくれました。カッコ良く描けています。
パリのアメリカ人の再生リストです。5曲目はI Got Rhythm。タップダンスがあって楽しめます。
ん?もしや、絵はこの映画の人?ジーン・ケリー?