おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ありがたいご助言

2023年10月27日 | レッスン

前回書いた、ヨーロッパのお子さんの姿勢のこと。

日本では姿勢を良くすることを家庭で注意することは日常よくあることだと思うのですが、ヨーロッパではどうなのだろうと思い、イタリアで子供たちにピアノを教えていらっしゃる「不思議な音の国」をお使いの日本人の先生に訊いてみました。(この教本はイタリア語版もあります。14カ国語に訳され、90カ国で使われています。)

その先生も新しい生徒さんが入ったばかりで、前日この話をしたと教えて下さいました。


「身体が木で手は枝と想像してもらう。木は台風が来ても根っこが地面から奥深く生えているから全然揺れない。枝は風に合わせて自由にたわむ。」

このお話は実はイリーナ先生がされています。
私も聞いていたのですが、レッスンで全く使わなかったので、すっかり忘れていました。

普段の姿勢に関しては、日本と同じようにご家庭で注意をされるようです。なので、私の生徒さんの場合は、そこを気にされないご家庭ということのようで・・


自分がその立場にならないと活かせないことや、使わなければ良いお話でも忘れてしまうことがあります。

イタリアの先生はこの話で他の生徒さんにもこれまで通じてきたとのことです。たとえ姿勢に注意を向けている生徒さんでも、自分を木に例えたこの話は子どもではなくともわかりやすく、イメージしやすいと思います。

これを機に使おうと思います。


同じ教本を使う先生方の交流の場があると、教本で困っていることや、イリーナ先生の講座を受講されている先生の助言を聞くことが出来、一人で悶々とすることが少なくて済みます。

そのような場もこの教本にはあります。
各国の先生が参加されているイリーナ先生のグループもありますが、訳者の阿形先生が作られた日本のグループもあります。

私は日本のグループに参加させて頂いております。
活発な意見交換は日本ではありませんが、質問したことは誰かしら答えて下さいますので、お困りの先生がいらっしゃいましたら、まずは阿形先生にご連絡なさってみて下さい。
コメント
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