おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ネルソン・フレイレ

2021年11月01日 | コンサート情報

第18回ショパンコンクールで審査員をする予定だった
ネルソン・フレイレ

アルゲリッチが、友だちが大変な時だから
そばにいる、と彼女もショパンコンクールの審査員を辞退。

フレイレが日曜日の夜に、リオデジャネイロで
亡くなりました。

フランスでは「巨人の喪失」と伝えられています。


日本では、アルゲリッチとの2台ピアノの演奏が
記憶にあります。

ウィーン留学時代にアルゲリッチと出会い、
先生との相性が良くなかったフレイレは、次のように述べています。

『幸いなことに、私はウィーンでマルタ・アルゲリッチに出会うことができました。そうでなければ、どうやって過ごしたらよいかわからなかったでしょう。

 私たちは初めて会ってすぐに意気投合し、最高の友人となりました。ふたりとも直感力が鋭く、インスピレーションに従って生きるという点で似たもの同士なのです。彼女と知り合って、あっという間に50年以上が過ぎてしまいました。』(遊藝黒白第5巻期間限定草稿より)


合掌

"La perte d'un géant" : le pianiste Nelson Freire nous a quittés

Le Brésilien, proche de Martha Argerich, était considéré comme l'...

France Musique

 

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音程の実感

2021年11月01日 | レッスン

もう、わかりましたよ
と、飽き飽きされそうですが
あのドレミファキャット。

ずっと音程で使える時を
待ちわびておりました。

今日、こちらの曲の左手で
ネコちゃんを並べて実践!



最初の5度。

ピアノの鍵盤では、
小学校低学年の生徒さんでも
あっさり届いてしまいます。

しかし、ネコちゃんを並べると、

遠い!

ネコちゃん3匹分も飛ばして弾くのです。

とても片手では弾けません。

この幅を感じてほしいのです。
これだけ離れているので、
不思議な音の国下巻、音程のページに
しっかりとした門の絵があることが活きてきます。

安定感を感じてほしいと思います。


楽譜の左手を
そのままネコちゃんで弾いていきます。

上の音が一つ下がり、
2小節目は下の音が一つ下がります。


鍵盤で弾くだけで、この動きや音程の変化を
感じられると良いのですが、
大抵、ただ音を変えるだけになります。

少しでも、楽譜の読み方が
血の通ったものに感じてもらえたら
嬉しいです。






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