おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ヴァイオリンの弓使い

2020年10月21日 | 重力奏法
先程、偶然に見かけたヴァイオリニストの大谷康子さんの動画。

ヴァイオリンの弓の使い方で表現が変わるお話をチラッとされています。

ホー、参考になります。

ピアノなら手首かなぁ?

昨日もピアノを始めて4カ月の大人の生徒さんのレッスンで、手首の使い方が速いと話していたところでした。

デジタルピアノで練習をされているので、レッスンでポーラさんのLittle Gems for Pianoにある〈Zero Gravity〉という曲をその生徒さんが弾きましたら、「音が大きい」と驚かれていて、デジタルではこんなに音が拡がらないと。

それで倍音の話をし、ついでに、デジタルで練習されている生徒さんに共通している手首の使い方が速いことの原因が、ゆっくり離すと音が鳴らなくなるからそうなってしまうと話していたのでした。

奏法そのものがデジタルとアコースティックでは異なってしまいます。

ただ一人だけ、デジタルで練習している小学生で手首を音に合わせて使える生徒さんがいて、小学2年生なのに歌う曲や悲しい曲の表現がとても上手な生徒さんがいます。

演奏だけ聴いていると幼さがないのです。

休講中にビデオの添削レッスンを1カ月半した生徒さんで、そのデジタルピアノが音が柔らかかったので、おそらくそれと関係していると思います。

大谷さんです。
OGPイメージ

【YouTubeチャンネル始めました】第1回 大谷康子のテーマ曲「エルガー/愛の挨拶」

BSテレ東で放送中の「おんがく交差点」でお馴染み、ヴァイオリニスト大谷康子の公式チャンネルです。
クラシック音楽はもちろん、いろいろなジャン...

youtube#video

 

大谷さんとは以前ちょっとだけ顔見知りでした。
いつも急いでいらして、タクシーで来られて演奏会場に衣装やCDを送られていました。
明るく気さくで可愛らしい方です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エチュードとしてもOK

2020年10月21日 | 楽譜の話題
以前ご紹介したPaula Dreyerさんの<Littel Gems for Piano>


曲として楽しめるだけではなくエチュードと考えても使える曲集です。

エチュードと言っても指を速く動かすためのものではなく、手首の使い方のためのエチュードです。

私は<不思議な音の国>を子供たちに使っていますが、大人の初心者の方にはこのシリーズはまだないので他のものを使うしかありません。

シニアのシリーズを指使いやアーティキュレーションを変えて使っています。

当然のことながら音やリズムが分かれば良いという構成で作られているので、ノンレガートや2音3音のレガートにじっくり取り組めません。

しかし教本の進みに任せてしまうと悲しい結果が待ち構えています。

そこで、Paulaさんの楽譜の出番です。

曲の感じも大人の方には何の違和感もなく素敵な曲ばかりです。

ノンレガート、2音からのレガート練習をPaulaさんの楽譜で補ってみてはいかがでしょうか。

Look Inside

These videos offer an informative sneak peek into each book.  Soa...

 


イリーナ先生のミュージカル・ジャーニーシリーズの大人の方用の教本は現在制作中とのこと。
早く完成しないかと心待ちにしてはおりますが、楽譜の取り寄せが出来るかが問題で・・







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする