おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

これ、よく使っています⑤~フォルマシオン・ミュジカルテキストから~

2017年01月06日 | フォルマシオン・ミュジカル
第5弾はまたしてもアクセントの課題です。

<アクセントその3>
2つの8分音符の最初にアクセントをつけるリズム打ちを他のテキストでもすることができます。
「Faisons de la musique en F.M.vol.1」です。

但しこちらは12 12と数えるように指示はされてはおりません。
前回ご紹介したテキストの流れで同じように数えてもらっているだけです。

前回ご紹介した「L'ouverture à la musique vol.1」もずっとこの数え方ではなく、
2拍子、3拍子、4拍子と拍子の説明が出てきた所で本来の数え方にしています。
両手で指揮をしながら。

初心者の大人の方で同じリズムが続くとどこを弾いているのか分からなくなる方がいらっしゃると思います。
正統派をつらぬいてあくまで拍子に合わせて演奏していただくのもよいと思いますが、目先を変えて音符の数で数えてみてもよいと思っています。

F.M.のことを全く知らなかった頃は私もあくまで拍子に合わせて弾いていただいておりました。
なかなかできない生徒さんの戸惑う表情を見て励ますことが仕事の一つのように思っておりましたが今は違います。

音符の数を数えて弾いていただくと皆さんすぐにできます。
経験を積むうちに拍子の感覚が分かればよいと思っています。

拍子にこだわってリズム感の良くない演奏になるのとどちらを優先するかです。

F.M.は私の常識を見直す機会にもなっています。

                    


こんな音楽に合わせて手を叩きます。




この課題は最後に5個の音符に合わせて言葉を言います。
フランス語で書かれていますが私は生徒に考えてもらっています。


ある生徒に「5文字の言葉なにかある?」と聞いてみましたら、
しばらくして・・・・

「か・ん・き・せ・ん」

子供の発想には敵いません・・
コメント
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