日々雑記

政治、経済、社会、福祉、芸術など世の中の動きを追い、感想を述べたい

解散総選挙は 安倍内閣の行き詰まりだ

2014-11-14 15:59:06 | 日記

報道によると、いよいよ解散総選挙になりそうです

安倍内閣は「一強多弱」という言葉があるように、一見強そうに見えます。しかしその中身になると脆いのではないでしょうか。

その基本的な政策で国民との対立が激しくなり、行き詰まってきているのでしょう。

「集団的自衛権」をめぐっては7月に閣議決定を強行しました。しかし最近になっても国民の多くがその行使に反対しています。自民党の中、それも重鎮といわれる人たちも反対してきました。九条を変えようとしていた人たちの中でも、閣議決定だけで事実上の憲法改正をすることに反対する人たちがいます。閣議決定を実行するための法律改正にはまだ手をつけていません。

売り物だった経済政策「アベノミクス」も化けの皮が剥げてきています。2%の物価上昇をめざすというバカげた政策は国民の生活を苦しめています。その上消費税増税も追い打ちをかけました。今年の4-6月の国内総生産は昨年よりすくなくなりました。円安と増税が重なって、労働者の賃金は物価上昇に追い付いていません。さらに10%に増税するという政策には多くの国民が反対しています。政府は増税を実行できないために解散で逃げ切る以外に手がなくなっています。

原発再稼働の政策は国民の不安と反対を呼び起こし、いまだに実行できないでいます。国民の反対が政府の原子力政策にブレーキをかけ、原発ゼロの状態を続けさせています。

沖縄の普天間基地の問題では県民の8割が辺野古移転に反対しています。自民党が推す仲井間現知事と真っ向から対決しているのは、同じ自民党出身の翁長候補です。ここでも政府はどうしていいのか分からないような事態に追い込まれています。

今度の総選挙は自民党が強いからやるのではない。安倍内閣が追い詰められて、どうしたらいいか分からなくなって、仕掛けてきたものだと思います。

いい機会だから安倍内閣の暴走をくいとめ、悪政を止めるためにこの機会を利用したいと思います。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルーマニアとブルガリアに行... | トップ | 安倍さんと自公民にの力では... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事