最近数日間で世論調査の結果が出そろいました。結果で共通しているのは、内閣支持率が低下したことです。支持する人の割合を前回と比較すると次のようになります
朝日新聞 安倍内閣支持率 41%、 5月と比べて 6%減
読売新聞 安倍内閣支持率 49% 5月比 12%減
毎日新聞 安倍内閣支持率 36% 5月比 10%減
共同通信 安倍内閣支持率 44.9% 5月比 10.5%減
ANN 安倍内閣支持率 37.9% 5月比 8.5%減
これまで安倍内閣に対する批判があってもなかなか下がらなかった支持率が下がり始めたのです。
なぜ急に下がり始めたのでしょうか。世論調査の全貌は明日にならないところが多いのですが、一部明らかになっています。
それによると、「共謀罪」法案の内容と取り扱かい、加計学園問題が内閣の支持率を落とす原因になったようです。
毎日新聞によると、加計学園問題で政府の説明に納得してない人の割合は74%であるのに対し、納得した人は10%に過ぎません。テレビ朝日の調査でも政府の説明に納得した人はわずか16%です。
「共謀罪」法案についてはテレビ朝日の調査で政府の対応に納得している人は18%に過ぎません。
こうしてみると、政府の本当の姿が見えてくるにつれて安倍内閣の支持率が下がってきたといってもいいのではないでしょうか。
今後とも国会の論戦でも、国会の外の運動でも、政府の本音を出させていけば、安倍内閣の本当の姿を国民に分かってもらうことが出来る日がやってくるのではないかと思います。希望を持って頑張りましょう。