日々雑記

政治、経済、社会、福祉、芸術など世の中の動きを追い、感想を述べたい

日本は戦争をする国になっていいのでしょうか

2014-11-22 09:00:00 | 日記

「集団的自衛権の行使容認」。今年の前半はこの話題でいろいろなことが報道されました。そのわりにもう一つはっきりしないことがあります。何故か? 私は政府のいい方に問題があると思っています。私には政府がごまかそうとしているとしか見えません。出来るだけ軽い問題に見せようとしているのではないでしょうか。

では本当の問題はなんでしょうか。私の見方です。国会での政府答弁をまとめてみると、こういうことだと思います。2001年のアフガン戦争、2003年のイラク戦争、どちらもアメリカが起こした戦争でしたが、日本は憲法9条に抵触するからということで参戦しませんでした。しかし今度の閣議決定では戦闘地域まで行って軍事行動をする―――ことになるということです。そうして武器をとって戦うのです。自衛隊が、日本の若者が、戦争に参加して戦うのです。自衛隊はこれまで一度も戦争をしたことがありません。一人も殺したことがありませんし、戦死した隊員もいません。それが外国人を殺し、殺される軍隊になるのです。

私はこんなことがあってはならないと思います。日本は憲法を作った時の初心に戻って、戦争をしない国、戦死者を出さない国であるべきだと思います。

こういわれても心配だといわれる方もあるでしょう。最近の中国の動きなどを見ているとそのような気持ちも理解できます。しかし私は戦争をしなくても外交の力で紛争を解決することが出来ると考えています。実例があるのです。東南アジアではASEANの国々が立派にやり遂げているのです。東南アジアにも紛争はあります。今年も中国がベトナムの船に攻撃を仕掛けたことっがありました。しかしその後外交の軌道に乗ってきています。

わたしは東北アジア(日本、中国、韓国、北朝鮮)も東南アジアの先例に学ぶべきだと思うし、必ず出来ると思います。日本は世界で最も優れた憲法9条を持った国ですから、紛争を外交で解決するという方針の先頭に立つべきだと思います。

そのためにはもう一度憲法を守る勢力が一致して、国の政治を変える必要があるのではあるのではないでしょうか。

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