日々雑記

政治、経済、社会、福祉、芸術など世の中の動きを追い、感想を述べたい

「森友・加計」疑惑を語らぬ安倍首相  権力私物化に無反省

2017-10-16 15:17:06 | 政治

 安倍晋三首相は総選挙の街頭演説で、「全世代型の社会保障」を掲げ、「国民の信を得て敢行していく」(11日、愛知県岡崎市)などと主張しています。安倍首相への「信」をめぐり、最も深刻に問われているのは「森友・加計」疑惑をめぐる権力私物化の深い闇―。首相は街頭で、この問題を一切語っていません。

 首相は冒頭解散を表明した9月25日の会見で、疑惑について「批判を受け止めながら、国民の皆様に説明しながら選挙を行う」と述べ、「選挙戦に向け、街頭で直接訴えていかないといけない」(同日夜のNHK番組)と語っていました。

 それが全く口先だけだったことが、この間の街頭での首相の姿勢で改めて明らかに。そもそも疑惑解明のために召集を求められていた国会なのに、何ら審議を行わないままの「冒頭解散」自体が、疑惑隠し以外の何ものでもありません。

 それは国民にも見透かされていて、解散後に内閣支持率は下落を続け、12日付「日経」の世論調査では前月比13%も下落、37%に落ち込みました。

 安倍首相はこの間の党首討論で、50年ぶりの獣医学部新設(愛媛県今治市)をめぐり、「一番のポイントは私から指示されたという人は誰もいない」(9日、TBS番組)などと述べています。しかし、首相秘書官や首相に近い文科相の関与が明白となっています。疑惑渦中の人たちが「首相の指示」を否定したからといって、疑惑がないといっても通りません。

 憲法破壊の暴走の果てに、強権を背景にした権力の私物化で、もはやまともな法治国家とは言えない状況に日本の政治は陥っています。無反省な安倍自公政権には退場してもらうしかありません。

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野党共闘、候補者一本化 の決断に選挙での投票という行動で答えよう

2017-10-16 13:22:24 | 政治

正直なことを言って、自分の感情や情緒で書くことは苦手です。感情を表現するより論理のほうが書きやすいのですが、これだけは感動したこととして書いておきたいと思います。

選挙のことです。一昨年以来、市民連合などの呼びかけで「市民と立憲野党の共闘」が成立し、2年間大きな成果を上げてきました。参議院選挙の一人区、新潟県知事選挙、仙台市長選挙などは共闘の大きな成果と言ってもよいでしょう。

それが突然のことで重大な危機に瀕しました。希望の党の誕生と民進党の事実上の解党がありました。共闘からの民進党の離脱は重大な裏切りでした。

その後、立憲民主党の誕生と日本共産党の冷静な対応によって「市民と野党の共闘」は見事に再生しました。

その時感動すべきことが起こりました。土壇場になって選挙区の候補者一本化が進んだのです。あっという間の出来事でした。小選挙区289のうち249選挙区で一本化されました。共産党はなんと67人の候補者を取り下げました。「なんとしても立憲野党が手を握り合ってほしい」「憲法9条を守ってほしい」という国民の願いに3野党が答えてくれたのです。すばらしいことです。

今度は3野党の決断に対して国民が答えるときでしょう。投票という行動によって。

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日本共産党を支持する市民の声

2017-10-16 10:41:28 | 政治

今度の総選挙に当たり、多くの人が日本共産党を支持しています。その理由は様々ですが、共産党の民主主義擁護、改憲反対、反戦・・・などの政策とともに、ぶれない姿勢を評価する声もあります。そうしてなによりも安倍内閣の「疑惑隠し」の自己保身解散に対し、誠実に「共闘」を進める日本共産党を支持する声が強いようです。ここには「しんぶん赤旗 日曜版」10月15日号から声を拾ってみました(要約です)

 憲法守る力躍進を  俳優 加藤剛さん
今度の解散は、戦後最も危険な政権が仕掛けた・・改憲のための解散だと思います。・・・彼らは九条を変え・・・平和憲法を丸ごと変えようとしています。北朝鮮の蛮行は許せないし恐ろしい。・・・だからこそ大事なのは憲法の精神=戦争を起こさないための徹底した外交です。子供たちに平和な世の中を手渡したい。全国で心ある方々が声をあげていて、大変励まされています。力を合わせて新しい平和の政権を作る一歩にしましょう。共産党をはじめ憲法を守る野党が共闘して躍進することを願います。

信用できる党に期待  作家 佐藤愛子さん
共産党は言っていることとやっていることに裏表がない。一貫しいるところが信用できます。・・・小池さんの「希望の党」をめぐる動きを見ると、何をやっているのかと思う。こういう時だからこそブレない共産党に頑張ってほしい。

共闘すすめた見事な器量 俳優 鈴木瑞穂さん
「国難突破解散」と安倍首相は言います。でも僕は、あなたが一番の国難だといいたい。北朝鮮問題がそうでしょう。ひたすら米国に従い、対話を拒否し、危機をあおっている。核戦争となれば、北東アジアは破滅です。日本は話し合いに尽力すべきです。「希望の党」騒動では公約を投げ捨てる議員たちに人間の醜さを見る思いです。騒動の中でも共産党はブレなかった。しかも野党共闘を進めるために、行きがかりを乗り越えて、行きがかりを乗り越えて相手を受け入れる器量がある。・・・戦後最悪の政権を終わらせましょう。

総選挙で躍進を  絵本作家 長谷川義史さん
やっと国会が開かれたのに、野党と審議もせずにいきなり解散なんて、ほんまにせこいですよね。森友・加計学園問題を追及された後に選挙をやれば不利になる。だから、今のうちにやっておこうと・・・国民をバカにしてます。安倍政権は・・選挙中には言わない「共謀罪」や安保法制を、選挙後に無理やり進めてきました。次はいよいよ憲法9条を変えて日本を戦争できる国にしようとしている。そういう動きには絶対反対です。・・・共産党はブレずに正しいことを言っています。戦争はしない、憲法9条は変えない、原発はあかん、と。国会でもがんばって安倍政権を追及している。僕は無党派だけど共産党には期待しているし、安倍政権を倒すために頑張ってほしい。

海外派兵許さないために 元陸上自衛隊士長 大嶋伸幸さん
私は陸上自衛隊の施設大隊にいました。戦闘に必要な橋、道路などを作るのが任務です。南スーダンPKOに派遣された中心部隊も施設部隊です。私は、自衛隊はあくまでも日本が攻撃されたときのため、災害救援のためにあると思っています。南スーダンのような戦地への派遣は許されません。ところが安倍政権が強行した安保法制では、「駆けつけ警護」もやる、これまで憲法違反とされてきた集団的自衛権の行使まで認める、としています。後輩の自衛隊員が米軍の戦争に動員されて血を流すような事態をわたしは絶対に見たくない。・・・これまで自衛隊員の命を守ってきたのは憲法9条です。これを改悪すれば自衛隊の在り方はあ根本的に変わってしまいます。今回の選挙ではぜひ共産党にがんばってほしい。共産党は安保法廃止、9条改憲反対を掲げて、ぶれずに共闘を呼び掛けてきました。一番、市民の声をよく聞く党だと思います。


 

 

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電力料金が高くなるといって、原発ゼロを望む国民を脅すのは卑怯なやり方だ

2017-10-14 22:26:52 | 政治

自民党が号外を出して原発ゼロに反対しているらしい。

自民党によると「2030年、原発停止で増える国民負担」というタイトルで、原発停止で家計で絵年間1万円、中小企業で年600万円の電気料金が増えるといっています。この数字は総選挙直前世耕経産大臣が言い出したものです。

経産省に問い合わせた人がいて、経産省の回答によると、2010年と16年の比較から計算したものだといいます。それによると、この期間には化石燃料の価格変動があり、さらに為替の変動もあったため、電力料金の上昇のうち原発停止による上昇の割合を算出することは出来ないといいます。

電気料金の上昇分を、それもサービス業も製造業も十把ひとからげにして中小企業の負担増というのは、国民を脅すための議論と言われても仕方がないでしょう。

電力の原価の話をするならば、原子力発電の原価の中には福島第一原発の事故処理費用、住民への補償費用なども加えるべきでしょう。将来どれだけ増えるかわからない事故処理費用を加えれば、電力の原価はどれだけ増えるかわかりません。もちろん消費者が支払う電力料金も1万円などという額ではなくなるはずです。

こんなおかしな議論をして原子力発電の継続を図る大臣や政党はやめさせるべきでしょう。これこそが今回の総選挙で私たち国民が考えなければならないことでしょう。

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安倍首相って、我々の代表としていただくのは悲しいですね

2017-10-13 20:36:50 | 政治

「デジタル朝日」にこんな記事がありました、安倍首相ってこんな人なんですね。悲しくなりますね。

 

■志位和夫・共産党委員長(発言録)

「安倍首相、福島で原発のげの字も言わず」共産・志位氏

 私はね、安倍首相の姿勢、(衆院選の)第一声を福島でやったって言うでしょ。福島でやっておいて、原発のげの字も言わなかった。よくそんな演説ができると思いますよ。事故を起こした責任者じゃないですか。長年の自民党政治、安全神話をつくってきた。その結果じゃないですか。その責任者が福島にやってきて、原発のげの字も言わない。

 3月11日の犠牲者の追悼式典でも、彼は原発のげの字も言わなかった。もう、原発事故を終わったことにしてしまおう。そして、もう全部打ち切ってしまおう。そして、原発再稼働と輸出をやろう。こんな勢力に日本を任せるわけには参りません。原発ゼロ、再稼働反対、そして福島の(原発)全基廃炉、この願いを日本共産党に託してください。(福島市での街頭演説で)

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