日々雑記

政治、経済、社会、福祉、芸術など世の中の動きを追い、感想を述べたい

都民は自民党を懲らしめました 今度は国政で

2017-07-04 22:03:07 | 政治

東京都議選の結果、うれしいですね。自民党は23議席という歴史的敗北を喫しました。都民の怒りがほとばしったということでしょうか。

何よりも安倍政権の横暴なやり方です。森友学園、加計学園と続いた疑惑に対して安倍政権は真摯に向き合おうとしませんでした。そればかりではなく「友達」を一生懸命かばい続け、国の財産を友達のために安く払い下げたり、公平さを欠いた認可を与えたりしました。まさに「友達」のための政治でした。

防衛大臣は自衛隊員に、自民党に投票することを求めました。自衛隊という武器を持った集団を、防衛大臣の命令で自民党の党利党略のために使おうとしたのです。こんなことが出来るのなら、防衛大臣の命令で自民党のために自衛隊を出動させることが出来るようになるでしょう。まさに一党独裁です。

そうして、「特定秘密保護法」の強行にはじまり、「戦争法」、「共謀罪」法など、国民の多くが反対する法律を次々と強行してきました。これらの法律は、国民の反対が強かっただけではありません。国民を納得させるだけの説明もできませんでした。「共謀罪」法に至っては、国民に説明できる能力を持った大臣すら任命することが出来ませんでした。ただひたすら国会の議席の数だけに頼って強行してきました。

こんな政府、こんな自民党だもの。都民が「今度は懲らしめてやろう」と思って当然ですよね。都民が懲らしめることが出来てうれしい限りです。この次は同じことを国政でやりたいものですね。

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自民党のの悪政を打ち破るために「都民ファースト」に頼るわけにはいかない

2017-07-01 14:53:30 | 政治

「都民ファースト」の人気が高いようです。私は心配です。小池知事は、今では「都民ファースト」などと聞こえの良い名前を名乗っていますが、もともとは悪名高い「日本会議」の関連組織、「日本会議国会議員懇談会」に所属していました。小池知事は都知事に立候補するまでこの会の副幹事長でした。

日本会議は安倍首相や、問題の稲田防衛大臣などが所属しており、「日本最大の右翼団体」と言われている団体です。

「日本会議」は新憲法改定を第一の主張にしています。特に「軍事力増強」「緊急事態条項」「家族保護条項」の条文化を重視してます。また首相や天皇の靖国神社参拝を重視しています。

 

小池百合子氏がこの団体を離れたのは、意見に相違があるからではなく、国会議員の身分を離れたから自動的に離れたということに過ぎません。

 

小池氏個人も、これまで何度も「憲法改正」「軍法会議の設置」「核武装」などの主張を繰り返しています。

 

明日行われる東京都議選では都民の生活を守るために、長年続いた自民・公明両党の悪政をやめさせることが必要ですが、この事業を「都民ファースト」に任せるわけにはいきません。野党4党の共闘を中心にした都民の力で自民・公明の支配を打ち破る必要があると思います。

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