東京都議選の結果、うれしいですね。自民党は23議席という歴史的敗北を喫しました。都民の怒りがほとばしったということでしょうか。
何よりも安倍政権の横暴なやり方です。森友学園、加計学園と続いた疑惑に対して安倍政権は真摯に向き合おうとしませんでした。そればかりではなく「友達」を一生懸命かばい続け、国の財産を友達のために安く払い下げたり、公平さを欠いた認可を与えたりしました。まさに「友達」のための政治でした。
防衛大臣は自衛隊員に、自民党に投票することを求めました。自衛隊という武器を持った集団を、防衛大臣の命令で自民党の党利党略のために使おうとしたのです。こんなことが出来るのなら、防衛大臣の命令で自民党のために自衛隊を出動させることが出来るようになるでしょう。まさに一党独裁です。
そうして、「特定秘密保護法」の強行にはじまり、「戦争法」、「共謀罪」法など、国民の多くが反対する法律を次々と強行してきました。これらの法律は、国民の反対が強かっただけではありません。国民を納得させるだけの説明もできませんでした。「共謀罪」法に至っては、国民に説明できる能力を持った大臣すら任命することが出来ませんでした。ただひたすら国会の議席の数だけに頼って強行してきました。
こんな政府、こんな自民党だもの。都民が「今度は懲らしめてやろう」と思って当然ですよね。都民が懲らしめることが出来てうれしい限りです。この次は同じことを国政でやりたいものですね。