しばらくお休みしている間に世の中が随分と変わってしまった。
統一地方選挙では前半戦、後半戦ともに共産党が躍進するといううれしいことがありました。
大阪で橋下氏の「大阪都構想」というとんでもない企てにも勝つことが出来ました。さらに最近では、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会」が35000人の参加で成功したことも喜ばしいニュースでした。
一方で安倍政権は追い詰めながらも、暴走を止めようとしません。
それにしても昨日の党首討論はひどかった。もし読んでおられなければ一度ご覧ください。全文はここにあります。
志位委員長の質問で「過去の日本の戦争は『間違った戦争』だという認識はありますか」と問われ、善悪の判断に答えられませんでした。志位委員長は、さらに1945年に日本が受諾したポツダム宣言を読み上げて、そこには「世界征服の戦争」だと明瞭に指摘していること、また「侵略」とも規定していることをしめし、「間違った戦争」というポツダム宣言の認識を認めないのかと、問いただしました。これに対して安倍首相は「私はまだ、その部分をつまびらかに読んでいない。論評は差し控えたい」と答えました。
こうして、戦争の善悪をかたくなに口にしないばかりか、戦後日本の原点となった「ポツダム宣言」すら読んでいないという首相の資格に関わる重大な事実があきらかになりました。
これでは、集団的自衛権で応援しようとするアメリカの戦争の善悪も判断できないでしょう。