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アイドルの「聖地」が消滅 秋葉原

2009-04-09 14:29:05 | エンターティメント情報
アイドルの「聖地」が消滅 秋葉原 「石丸電気SOFT1」

“アイドルの聖地”としてグラビア系の新人や若手タレントがキャンペーンに続々と登場した東京・秋葉原の「石丸電気SOFT1」(東京・千代田区外神田)が5月上旬にも閉鎖されることが分かった。アイドルオタクから会社帰りのサラリーマンまで広く親しまれたイベント会場だけに、消滅を惜しむ声が広がっている。
「SOFT1」は、秋葉原に本店をはじめ生活家電専門店やCD、DVD店などを多数展開する石丸電気の店舗の一つ。氷川きよし、上戸彩、宮崎あおい、長澤まさみ、中川翔子…。アイドル人気を集めた芸能人で、過去にSOFT1でイベントを行ったことがない人をさがす方が難しいほどアイドルの登竜門としてファンに親しまれてきた。
ここ数年は、水着やセクシーな衣装のグラビア系イベントが増え、ほしのあき、原幹恵らが登場していた。
そのSOFT1の公式ホームページには来月のイベント予定がない。石丸電気を今年2月に吸収合併した大手家電量販店チェーン、エディオングループのエイデン(名古屋市港区)は「担当者が不在」としているが、関係者の話を総合すると5月上旬の閉鎖は避けられないようだ。
人気アイドルを抱える芸能プロダクションの幹部は「数日前にDVDの流通関係から無くなることを聞かされ、ショックだ。あの場所でDVDを売ることで商売が成り立っていたのに」と肩を落とす。別のメーカー担当者は「在庫のDVDが大量に返品されてきた」と頭を抱えていた。
この種のDVDは「1000枚売れれば御の字」(先の担当者)という狭い世界だけに、数百枚の物販が見込めるイベント会場が消えることへの不安は大きい。アキバのイベント会場の中でも、SOFT1は400人収容と最大級。
ここでイベントを開くことが励みになってきただけにグラドルたちの落胆も大きい。アキバ系タレント、桜川ひめこ(23)は「とにかくびっくり。ひめもたくさんお世話になっていました。ソフトワンはアキバの中心的な存在と思っていました」と話す。
なぜ消えるのか。アイドル評論家の北川昌弘氏は「昨年6月の連続殺傷事件の影響で歩行者天国が中止され、アキバの活力が減ったことも原因では。当面は心理的なショックにとどまると思うが、ホコ天が止まったままではじわじわとアキバの動員力はパワーダウンする」と語っっている。