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「Io Che Non Vivo」 ~「この胸のときめきを」

2008-02-25 | Patrizio - lyrics(songs from albums)
Patrizioはアメリカでサードアルバムを製作中ですが、
サードアルバムができるっていうことは、新しいビデオクリップも作られるっていうこと!
わくわくドキドキです。
これまでのビデオクリップをあらためて見直して、うっとりしちゃいました。

セカンドアルバムのビデオクリップって、
「Forever Begins Tonight」と「Un Angelo」と「Io Che Non Vivo」があり、
この「Io Che Non Vivo」も、とってもとっても素敵なの!!



「Io Che Non Vivo」は、
英語での「You Don't Have To Say You Love Me」で知られていますね。
初めて聴いたのは、残念ながらオンタイムではなく、
もうエルヴィスも亡くなってしまったずっと後、
中学の英語の授業で、洋楽好きの英語の先生(の話は前にしましたよね?)が、
授業中にこの曲を教材としてとり上げ、エルヴィスの映像まで見せてくれました。
エルヴィスのアクションが印象的だったせいか、
エルヴィスのオリジナル曲だと私は思いこんでいました。

Patrizioの話にもよく出てきますが、
この曲はアメリカかイギリスのスタンダードだと思われていることが多いのですが、
実は元はイタリアのカンツォーネ、
原題は「Io Che Non Vivo Senza Te」(君なしでは生きられない)です。
イタリアのPino Donaggioが歌って1965年にサンレモ音楽祭で入賞、
大ヒットしたのはその翌年、イギリスのDusty Springfield(女性)が英語で歌った
「You Don't Have To Say You Love Me」、
そしてエルヴィスがカバーしたのが1970年です。
オリジナルよりカバーの方が知られているというパターンは多いですよね。

毎晩一緒にいるのに君の瞳は悲しそうだね
わかっているんだ 君の気持ちは
僕は君なしではいられないんだよ
一人でどうやって生きていけばいいのか
聞いて この胸のときめきを
お願いだよ ここにいてほしい
愛しているなんて言わなくていいから
ただそばにいてくれさえすればいい
わかってるから
僕を信じて 僕を信じて
Sei mia
僕だけの君でいてほしい

っていう、相手のことを想いつつ、
でも本当は自分だけのものでいてほしいっていう素直な気持ち、よくよくわかります

Patrizioはこの曲を、1番をイタリア語、2番を英語で歌っていますね。
念のため、それは何故かというと、
彼の母国語であるイタリア語の美しさを感じてもらいたいので1番をイタリア語で、
そして世界中のより多くの人に歌のストーリーを理解してもらいたいので2番は英語で、
なんです。



「Io Che Non Vivo」 Patrizio version

Siamo qui noi soli
Come ogni sera
Ma tu sei più triste
Ed io lo so
Perché
So che tu vuoi dirmi
Che non sei felice
Che io sto cambiando
E tu mi vuoi lasciar

Io che non vivo
Più di un'ora senza te
Come posso stare una vita
Senza te

Sei mia
Sei mia
Mai niente lo sai
Separarci un giorno potrài

When I said I needed you
You said you would always stay
It wasn't me who changed but you
And now you've gone away
Don't you see
That now you've gone
And I'm left here on my own
That I have to follow you
And beg you to come home

You don't have to say you love me
Just be close at hand.
You don't have to stay forever
I will understand
Believe me, oh believe me
You don't have to say you love me
Just be close at hand.
You don't have to stay forever
I will understand
Believe me, oh believe me
Sei mia



Sei mia、Sei mia、君は僕のものだよって言われるたびに、
胸キュンキュン

来日時の「題名のない音楽会」では、2番を

Left alone with just a memory
Life seems dead and so unreal
All that's left is loneliness
There is nothing left to feel

の方で歌ってくれました。

君がいなくなって一人ぼっち
人生が終わってしまったみたい
あとに残されたのはただただ寂しさだけ・・

って、表情がとても悲しげで胸がしめつけられるようでした。
Patrizioはこの歌詞ではレコーディングしていないので、とっても貴重です。







ブルーの瞳と、このくちびる、私、困ります・・

Ti amo, Sei mia, Amore mio...

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Toshimi)
2008-02-25 22:58:44
kaoriさん、パットのこの曲、これほど細かく、深く、愛を込めて、解説しているのって、おそらく世界中でここだけ、貴女だけ!
パットに知らせたい! ここに、日本に、これほどパットを真剣に思っている、真のファンがいるのよ、って。
世界の他のどんなファンだって、この人にはかなわないでしょう、って。

パットがここを開いても、日本語理解できないで終わってしまう、 それが悔しいです!
本当に、今回ほど、それを感じたことって、ない。

kaoriさん、このプロモのパット、本当に、本当に、素敵ですよね
画面の一瞬一瞬が、ため息が出るほどのパット!

この唇・・・私も困ります、ドキドキします
返信する
Unknown (Kaori)
2008-02-26 19:13:56
このビデオクリップのキャプチャ、
実はToshimiさんにやってもらっちゃったの。
Toshimiさん、めんどくさいことやらせてごめんなさ~い!
でもこんなパトを見続けて、よくぞご無事でしたね



私の解説&解釈、正しくないところがあったら
訂正してくださいね。
私、Patrizioの歌を聴いているとつい自分の世界に入り込んじゃって、
自分に都合いいように解釈する癖があります(汗)


もうこの曲、Patrizioの純粋で一途な深い深い想いが伝わってきて、何ともいえない気持ちになります。
そして相手を心から想う気持ちをすごく感じて、涙涙涙・・・なの
(ホントに今、泣いてます)

でもPatrizio、悲壮感がなく、ロマンティックに歌いあげてますよね。
そこが彼の素敵なところです。

おととしの「題名のない音楽会」では、
CDで聴くよりももっともっと真に迫ってくるものがあって、
もうだめだわ、思い出すだけで、よけい泣いちゃう・・

切ないわ・・誰がPatrizioにこんな想いをさせるの?
私だったらずっとずっとずっとずっと一緒にいるのにナ

イタリア語って、英語に比べて単語の発音が難しくない分、
逆に、一言一言にPatrizioの感情を凄く感じて、
どうしようもなく胸キュンキュン・・・。
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Unknown (misato)
2008-02-26 19:21:28
こんばんは!
ちょっとごぶさたしました

この曲、正直、これまでそれほど思い入れはなかったです。
でもこの記事を読んで、感動してしまいました~~~~
英語も得意じゃないし、イタリア語もわからないので、
曲のこまかいところがわからずにいたんです。
でもでもkaoriさん、ありがとうございます、こんなに素敵な曲なんだって気づかせてくださって
あらためてPatrizioの魅力を再発見です。
kaoriさん、泣かないでくださいね。
君には笑顔が一番だよ、ってきっとパットも言いますよ
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Unknown (Kaori)
2008-02-26 19:28:59
がんばります
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Unknown (misato)
2008-02-26 21:17:55
私も何度も聴いていました。
本当によかった、この曲の素晴らしさをあらためて理解できて!

Toshimiさんがおっしゃるように、
「こんなにもあなたの歌を理解し、愛しているファンがここにいますよ!!」っていうこと、パットに知らせてあげたいです。
私が英語ができればな~~~
でもイタリア語もお勉強してみようかな!
パットの心にちょっとは近づけるでしょうか
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Unknown (Kaori)
2008-02-26 21:57:36
あ~あ、こんなに澄んだブルーの瞳で、
ずっとそばにいて、なんて言われても困りますね


misatoさん、やってみたら?
私もまだまだ勉強中ですけど、
何事もそういう気持ちになれたときが、世界が拡がるチャンスよね。
とりあえず、パットに逢ったときに言う「決め台詞」から入ってみるとか

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