勘三郎さんの3ヶ月に渡る襲名披露公演(東京)。
千秋楽は歌舞伎座一般会員の先行予約時にはもうなく、行けなかった・・・
歌舞伎座初の胴上げがあったとか。
夜の部に行ってきたので、レポートまで。
演目は義経千本桜(四の切)、鷺娘、研辰の討たれの3つ。
義経・・・は菊五郎主演、共演は海老蔵、菊之助。
菊之助の静御前は似合わない感じ。髪結新三の時の町娘の方が似合っていたかも?
菊五郎の狐は悪くない。悪くないんだけど・・・
菊五郎さんって60歳くらい。
で、あの役はハードだから結構きつそうに見えてしまいました。
演出も猿之助がやる時の形の方が好きかな。
子狐の役だから、どうしても顔を見ると子供に見えない・・・
まぁそういう人は多いのですが。
歌舞伎は40、50はまだまだひよっ子と言うけれど、
若いうちにしか似合わない役もあるんじゃないかなぁ。
もうちょっとスピーーディーな動きで見たかった。
次の鷺娘は玉三郎の当たり役。
歌舞伎はぜ~~~ったい一度は1等席で見てほしいです。
初心者ほどまず前の席で、と思います。
着物や小物の素晴らしさも近くないと分からないし。
鷺娘から研辰までほとんど双眼鏡で見てたので、次の日から腕がだるいだるい。
3階席だと苦労します^^;
で、玉三郎というと見た目の美しさがまず言われてしまうのだけど、それを超えていた。
どこがいいとか言えないくらいすごい!
見てるだけで泣ける。
見た人しかわからないとしか言えない!
死ぬまでに一度は見てください(笑)
この後に上演するのはいくら研辰の討たれでも大変そう。
最後の演目でやっと勘三郎さんの出番。
これは野田秀樹の演出で再演。
初演の時は歌舞伎ファンも野田ファンもどうなるのか?とピリピリした空気があった気がする。
これで賞も取り、今回は落ち着いて見られる。
そのくらい最近の歌舞伎は古典化していたのかも?
本家の野田秀樹の舞台の方がよっぽど斬新なものやってるしね。
風穴を開けた功績は大きいだろう。
配役も演出も前回とそんなに変わらず。
安田大サーカスやアンガールズのギャグが混じるのもご愛嬌で。
「ジェラシー」なんて言葉も歌舞伎で使うと、昔からの歌舞伎愛好家にはびっくりだろうね。
最初の、シルエットだけで忠臣蔵の討ち入りを見せる演出にはどよめきが起こっていた。
回り舞台を使って距離感を表すのも素晴らしい。
でも一番生きていたのは、役者さんの健闘っぷり。
かなり動きもハードで、歌舞伎役者って体力ないとできないなって思った。
(筋トレやってる人もいるそうだ)
途中では3階まで勘三郎さんが走ってきて(歌舞伎座は1800席くらいあってでかい!)びっくり!
楽しくも悲しい考え深い作品だった。
ちょっと思ったのは再演だからかもしれないが、もう古いという気がした。
歌舞伎は前衛でもあるから、もっともっと新しく!と思ってしまう。
これで3ヶ月続いた歌舞伎座での襲名披露公演レポは終わりです。
なんだけどね( ̄ー ̄)ニヤ
千秋楽は歌舞伎座一般会員の先行予約時にはもうなく、行けなかった・・・
歌舞伎座初の胴上げがあったとか。
夜の部に行ってきたので、レポートまで。
演目は義経千本桜(四の切)、鷺娘、研辰の討たれの3つ。
義経・・・は菊五郎主演、共演は海老蔵、菊之助。
菊之助の静御前は似合わない感じ。髪結新三の時の町娘の方が似合っていたかも?
菊五郎の狐は悪くない。悪くないんだけど・・・
菊五郎さんって60歳くらい。
で、あの役はハードだから結構きつそうに見えてしまいました。
演出も猿之助がやる時の形の方が好きかな。
子狐の役だから、どうしても顔を見ると子供に見えない・・・
まぁそういう人は多いのですが。
歌舞伎は40、50はまだまだひよっ子と言うけれど、
若いうちにしか似合わない役もあるんじゃないかなぁ。
もうちょっとスピーーディーな動きで見たかった。
次の鷺娘は玉三郎の当たり役。
歌舞伎はぜ~~~ったい一度は1等席で見てほしいです。
初心者ほどまず前の席で、と思います。
着物や小物の素晴らしさも近くないと分からないし。
鷺娘から研辰までほとんど双眼鏡で見てたので、次の日から腕がだるいだるい。
3階席だと苦労します^^;
で、玉三郎というと見た目の美しさがまず言われてしまうのだけど、それを超えていた。
どこがいいとか言えないくらいすごい!
見てるだけで泣ける。
見た人しかわからないとしか言えない!
死ぬまでに一度は見てください(笑)
この後に上演するのはいくら研辰の討たれでも大変そう。
最後の演目でやっと勘三郎さんの出番。
これは野田秀樹の演出で再演。
初演の時は歌舞伎ファンも野田ファンもどうなるのか?とピリピリした空気があった気がする。
これで賞も取り、今回は落ち着いて見られる。
そのくらい最近の歌舞伎は古典化していたのかも?
本家の野田秀樹の舞台の方がよっぽど斬新なものやってるしね。
風穴を開けた功績は大きいだろう。
配役も演出も前回とそんなに変わらず。
安田大サーカスやアンガールズのギャグが混じるのもご愛嬌で。
「ジェラシー」なんて言葉も歌舞伎で使うと、昔からの歌舞伎愛好家にはびっくりだろうね。
最初の、シルエットだけで忠臣蔵の討ち入りを見せる演出にはどよめきが起こっていた。
回り舞台を使って距離感を表すのも素晴らしい。
でも一番生きていたのは、役者さんの健闘っぷり。
かなり動きもハードで、歌舞伎役者って体力ないとできないなって思った。
(筋トレやってる人もいるそうだ)
途中では3階まで勘三郎さんが走ってきて(歌舞伎座は1800席くらいあってでかい!)びっくり!
楽しくも悲しい考え深い作品だった。
ちょっと思ったのは再演だからかもしれないが、もう古いという気がした。
歌舞伎は前衛でもあるから、もっともっと新しく!と思ってしまう。
これで3ヶ月続いた歌舞伎座での襲名披露公演レポは終わりです。
なんだけどね( ̄ー ̄)ニヤ
歌舞伎いいですね!だいぶ前から歌舞伎見に行きたい見に行きたいってコールしてるんですが、周りに一緒に行ってくれる人がいます。初めては経験者と行きたいな~とも思う心細い私です。最近の流行ものも好きだけど、昔からある伝統ものも好き。オペラとかバレエとか見るの好き。歌舞伎とかきっと難しくってわかんないかもだけど、そこから学びます!
なにかおすすめがあったら教えてくださいね。
よろしくお願いします。
大きな劇場なんかだとイヤホンガイドといって、セリフにかからないように解説してくれる機械の貸し出しがありますしね。
勘三郎さん一派やスーパー歌舞伎なんかだと初心者でもわかりやすいかも?
チケットが売り切れてしまうような人気の公演に行くのが楽しいと思いますよ。
東京だと次は8月の公演が時間も短くていいかもしれません。>Ayaさん
私も3階からの「鷺娘」鑑賞だったのですが、近くで見られたら感動も倍以上でしょうねぇ。
6月歌舞伎座は、久々の1階での鑑賞です!吉右衛門さん&仁左衛門さん、非常に楽しみ
コクーン歌舞伎も!
6月はコクーンがあるのでちょい歌舞伎座は休みます~>アクアさん