「殿のちょんまげを切る女」

2007-02-20 18:07:45 | 演劇
やっぱり今年も面白かった!
少し前に行ってきたのですが、アップできずにいました。
中村勘三郎、藤山直美のコンビは毎回最高~。

ストーリーは幕末の宮崎の小藩のお殿様が明治維新で知事になるというお話。
ボンボン育ちでぱりっとしたところはない殿様ですが、
民衆のためにという気持ちだけは強く、幕末の薩長との間で百姓になります。
藤山直美は秀吉ゆかりの姫君ということで輿入れしてきたのですが、元は大工の娘。
大村昆さんと秀吉ゆかりの埋蔵金を探しています。
これもいろいろあり・・・
姑役の波乃久里子さんはひたすら跡継ぎを熱望しているのですが、子供はなかなか産まれず。
しっかり「女性は産む機械じゃない」というセリフも取り入れられてました(笑)
側室を持たせようともするのですが、嫉妬深い姫にしっかり尻に敷かれる殿様。
藤山直美パワーは相変わらず大爆笑の渦。
ホロリとするところもあり。
今回は柄本明さんがいないので、勘三郎ファンには出番も多く大満足でしたね。
演出は今回もラサール石井さんで、東国原知事にも連絡をしたそうです。
新橋演舞場に激励に来た知事の様子をTVでご覧になった方もいるのでは?
(観劇する時間はなかったようですが)
「そのまんまで」というアドリブも急遽盛り込んでいましたよ。
台本は半年以上前に出来上がっていたそうですから、すごい偶然ですね~。

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4 コメント

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人知を超えて。。 (ぴよ)
2007-02-21 10:50:20
こんにちは
しばらくフリーズ状態!?だったので心配しました(笑)お元気そうで良かったです。

やっぱ人智を超えた力ってのがありそうですね。そこのところからみてみると偶然ってのは必然なんでしょうね・・・

っと・・またコモッタ話をしてしまった。
中村勘三郎さんがお好きなんですね好きなのがあると人生豊かになりますよね。。たくさんparuさんに幸いが降り注ぎますよう、中村勘三郎さんの益々のご活躍をお祈りします。。(笑)
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Unknown (paru)
2007-02-22 17:07:58
多分勘三郎さんや藤山直美さんのパワーで呼んだのではないかと思っています。
求心力のある役者さんだと作品へのパワーも集まってくるような・・・
活躍・・・勘三郎さんは注目の公演が多すぎて財布がついていけません^^;>ぴよさん
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Unknown ()
2007-02-23 10:36:36
勘三郎さんの舞台は一度拝見したことがありますが、他の役者さんよりも、初心者にわかりやすく楽しんでもらおうと言う舞台作りをされていらっしゃるのを感じました。うまくその時の世情を台詞に乗せられるので、会場も大いに盛り上がりますよね~。藤山直美さんとのかけあい、絶妙で最後まで引き込まれるのでしょうね。
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勘三郎さん (paru)
2007-02-24 02:59:10
最初に面白いものをを見るか、そうでないかで大きく違ってきますよね。
歌舞伎などは1回見ただけで好き嫌いを判断してしまう人が多いのも問題なところがあるのですが・・・>里さん
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