砂糖とさよならする

2006-03-31 11:24:12 | Weblog
マクロビオティックを始める前は普通の白い砂糖を使っていました。
しかし、これは最悪なのでは?と唯一途中で捨ててしまいました。
砂糖でもまだてんさい糖の方がましだということで、使い始めました。
で、先日フルーツを煮る時に少し多めに使ったら、花粉症のように大量にくしゃみ・鼻水が出てしまいました。
最近ではあまり使っていませんから、もうほとんどいらないのかもしれません。
甘いものは中毒のようになりますから、最初は我慢できるのだろうか?と思いました。
しかしずっと取らないでくると、普通の菓子は見ても食べたいと思わなくなりました。

砂糖のことについては以前にも書きましたが、本当に危険です。
菓子だけでなく、加工食品にも使われていますから注意しなければいけません。
例えばケチャップにはアイスクリームよりも多く使われているそうです。
最近、「低血糖症」という言葉をよく聞く方もいるかと思いますが、
これは砂糖を摂取すると急激に血糖値が上がり、それを押さえようと大量のインシュリンが出ます。
そして逆に血糖値が下がりすぎるという乱高下を繰り返します。
それによって、疲労感・頭痛・立ちくらみ・不眠・集中力の低下・イライラなどの様々な症状が起こります。
長年インシュリンを出していた脾臓が疲弊して出せなくなると、糖尿病となります。
さらに砂糖は酸性なので、逆のアルカリ性である物質を消耗します。
カルシウムはアルカリ性ですから、骨がもろくなるというわけです。
体が酸化するということは血液の流れが悪くなりますから、新陳代謝が悪くなり、
皮膚が弱くなります。
皮膚病などが悪化する原因になる場合もあります。
(砂糖をやめてから、傷の治りが早くなったような気がしていますよ)

白砂糖には精製される過程で石灰や亜硫酸ガス、アンモニアなどが添加されています。
ある意味化学物質とも言えるかもしれません。
未精製の黒砂糖やてんさい糖などはまだましですが、
作用としては同じなのでなるべく控えた方がよいです。

砂糖なし=甘いものが食べられないと思う人も多いかもしれません。
しかし、自然に甘いものはたくさんあります。
ドライフルーツ、果物、甘栗、かぼちゃ、さつまいも(干しいもなども)、米あめなど。
マクロビオティックでは生の果物(暖かいところで取れるもの)は体を冷やすと言われているので、りんごなど北で取れるもののみですが。
砂糖を使っていない甘酒や、
りんごに少し塩を加えて煮るだけでもアップルパイの具のように甘くなりますよ。
慣れてくると、砂糖を使ったものの甘さが口にべっとりと残るのがわかるようになります。
とんかつソースなんて、甘ったるくてだめって感じです(笑)
(まぁ市販のソースはいろいろ入ってますから、置いてませんが)
コメント (5)
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